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9月ごろからマーチングイベントが始まり、1月下旬にあるチャンピョンシップまでがハイシーズンになります。途中で地区予選などを経由しながら、各バンド/コーはファイナルを目指します。 今日はそんなまっただ中のバンドが集まって、今年のレパートリーをお披露目するエキシビジョンイベントがありました。DCJが主催する「Autumn Preview」と名付けられ、普段は場所の問題などでできない、屋外での演奏イベントなのでした。場所は大田スタジアムという野球場で、大森海岸あたりのウォーターフロントにあるため、夜になるとこの時期だとかなり冷え込んできました。 リトリート リトリート
(最後に行われた出演団体による合同演奏) もともとドラムコーのショーはフットボールのハーフタイムショーから派生したものですので、こういったフィールドで屋外での演奏演技を楽しむものなんだと思いますが、お国事情というか、日本では屋外での演奏(これは本番も練習もどちらでも)はなかなか難しいため、ほとんどのマーチングコンテストやコンサートはインドアで行われます。 本日の演奏も、本来はインドア向けの編成、編曲、動きとなっていたと思うので、この環境だと映えにくかったかもしれません。音の反響のないところでの演奏、日光やスタンドの照明、ナイターの照明など。バンドによってはもともとアウトドアで練習をしているところもありますが、ショー自体はインドアで行うため、そのためのドリルデザインや演奏・演技効果を計っているはずだと思います。 その辺りの調整(アウトドアでのパフォーマンス対策)というのを行ったのかどうかは興味のあるところです。 シーズンスタート間近のころに、突然セイバー(剣の形をした手具)のショー内での使用を認めないという方針が公示されました。基本的には個人の所有においても、所有の許可をとらないとけなくなります。 すでに振り付けがついていたと思われるバンドの場合は、代替物をつかってショーに挑んでました。音楽アレンジやドリルもリハーサルを重ねるごとに調整・修正を行ってきていると思います。そんな努力のお披露目として、今日はとても心地よい演奏演技を見ることができました。