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大阪・心斎橋にある百貨店「そごう」にあるホールで、Blast!キャストの石川直氏のソロライブが行なわれました。公開リハーサルやワークショップなどを公演前2日間に開催し、ライブは5月3日から5日までの昼と夜の計6公演のみという、ある意味プレミアムなパフォーマンスでした。 石川直Solo Project
初日の夜公演にお邪魔して、自動抽選で選ばれた、端っこのほうではあったけれど前のほうの座席に座り、パフォーマーたちのすぐ近くで、演奏演技を楽しむことができました。 このライブは、3タイプのパフォーマンスで構成されていました。
1)石川直氏オリジナルの音源にあわせたアンサンブル 打ち込みによるオリジナルの楽曲を鳴らし、そこにスネア系のドラム群(石川氏)とドラムセット(サポートプレイヤー野上氏)を中心に、コラブのドラムラインが要所要所で加わるスタイル。 2)Adam Rapaバンドと石川氏のコラボ 同じくBlast!キャストのAdam Rapaにピアノとベースが加わったバンドで、Adamのレパートリーを演奏し、それに石川氏のスネアドラムが加わったセッションスタイル。 3)石川直+コラブドラムラインによる打楽器アンサンブル マーチングパーカッションが中心となったアンサンブルで、石川氏作曲のCadenceなどを演奏。
1のオリジナル音源でのパフォーマンスは、私は初めて観たものでした。スネアドラムプレイヤーというスタイルを作っている過程のひとつなんだと思います。どんな方向になっていくのか、とても楽しみです。今回の音源のジャンルは、なんというものなのか名称が思い当たらないのですが、クラブなどで使われていそうな感じです。でもテクノポップのような軽快さはなく、もっとリズムの楽しさが前面に出ているものです。スネアドラムの乾いた音色をマッチしていました。 2のAdamバンドは、想像していなかったのですが素晴らしいステージでした。自身のCDに収録されているレパートリーを数曲演奏したのですが、今回の来日直前に買ってきたというサウンドエフェクトを使って、Adamの強烈なトランペットの音色に加わって幻想的な音楽となり、独自の世界を創り出しています。Adamいわく、自分のアルバムの曲をライブで演奏するのは、今回のステージが初めて、ということで、貴重な演奏を聞かせてくれました。 3の打楽器アンサンブルは、マーチングパーカッションによるパフォーマンスが中心で、大阪陸上で石川氏が作曲した「鼓動縲廩eart Beat」などが演奏されました。インドネシアのアンクルンやアフリカのジャンベ、南米のカホンなどを組み合わせたオリジナル曲などもあり、本当に盛りだくさんのステージでした。 使われていた楽器は、石川氏のスネアドラム数台と木の箱の楽器2つに加え、ドラムセット、マーチングスネア3台(ドラムラインパフォーマンスでは10数台が最前列に並びました)、マルチタム3台、バスドラム5台、コンサートバスドラム3台、シンバル2セット、ジャンベ、アンクルン、ベルツリー、アンティークシンバル、シュケレなど。きっともっとあったと思いますが、記憶ではこれくらいしか挙げられずです。 石川直氏の木の箱楽器は、YAMAHAの楽器かと思い探してみましたが見つからず。練習台のような感じのものですが、乾いたいい音がしてました。 きっといつか東京をはじめ、全国でのパフォーマンスが実現すると勝手に思っています。DVDも出るとよいですね。期待してます! ■関連リンク – naoki ishikawa – official web http://www.naokiishikawa.com/ Adam Rapa Official Web http://www.adamrapa.com/AdamRapaOnline/Home-JPN.html 鼓喇舞 collab official website http://yecollab.exblog.jp/ プロデューサー:ボビー大槻ブログ http://www.bobbymagic.com/