カテゴリー別アーカイブ:

葡萄由来なら大丈夫

今日、久しぶりに相方さんと共通の大切な友人が来宅してくれて、夕食をともに。手土産に立派なしゃぶしゃぶ用牛肉を持ち込んでくれて、ゴージャスな鍋をつつくことができました。

他に、ノンアルコールビールや酔わない梅酒ソーダなども持ち込んでくれていました。アルコールがダメというのがいつも残念で、一緒に飲めればもっといろんな店にも一緒に行けるのに、とよく話していたのですが、前日に別の会でワインをちょこっと飲んだとのこと。お店の方のアドバイス通り、ワインと同じ量の水も並行して飲んでいたそうで、普段なら歩けなくなるほど泥酔してしまうのに、それなりに酔っていてもしっかりしていたそうな。そしてとても美味しかったらしい。

ずっと以前に、上司から高価なブランデーをいただいたことがあり、それも確か大丈夫だったということで、その会のメンバーからは「葡萄由来のアルコールがOKなのだろう」という話をもらったそうな。

ワインとブランデーの関係
http://wine-ranking.net/kannkei.html
知っていますか?ウイスキーとブランデーの原材料の違いと文化的背景 – BARLIFE – バーのある人生。
http://www.barlife.info/entry/2015/02/09/232821

私たちのビールコップが空いたので、買い置きのイタリア赤(プリミティーヴォでした)を抜栓し、彼も少しだけ一緒に飲み交わすことができました。10年来の付き合いの中でワインを一緒に飲んだのはおそらく今回が初めてだったはず。

ワインの世界は結構楽しいものなので、うまくいくとハマってしまうことでしょう。

今日の夕食は牛しゃぶしゃぶ鍋でしたが、その前に

ビシソワーズ

長野から送ってもらったじゃがいも、玉ねぎをつかって。目を離したスキに少し焦がしてしまったけれど、全体的には美味しくできました。

生ハムとりんご

生ハムとりんご

生ハムはいつものようにKALDIの切り落とし。りんごはスーパーでこのために1個買ってきたもの。

カプレーゼにグリーン追加バージョン

カプレーゼにグリーン追加バージョン

ミニトマト、きゅうり、アボカド、モッツァレラチーズを一口大に切ってオリーブオイル、塩、胡椒、乾燥バジルで和えたもの

こうした自宅でのゲストと一緒に食べる食事のレシピは近いうちのまとめてアップしようと思ってます。

今でもこんなにリストアップできる讃岐うどんのお店たち

数年前に行った讃岐うどんツアーのことを知っている友人たちから「オススメ教えて」と聞かれて、書き出したリスト、せっかくなのでここにもアップしておきます。閉店情報など最新の状態ではないので、事前に確認が必要です。

けっこうちゃんと今でも鮮明に覚えていてさらさらとリストアップできるのには自分でも少し驚きました。どんだけ食いしん坊やねん、と。

外したくない店(次回も必ず行くつもりのお店)

  • 山越うどん
  • なかむらうどん
  • 純手打うどん よしや
  • 蒲生

行くのが楽しい店

  • 日の出製麺所(営業時間がとても短いのでチャレンジ感があります)
  • 山内うどん(場所が分かりづらく、宝探しのような感じです)
  • 谷川米穀店(山の中のぽつんとある集落というロケーションがいい)

強麺、これぞ讃岐うどん

  • 山下うどん(善通寺市のほう)
  • 一福(釜玉推しのお店)

店のたたずまいが製麺所うどんっぽい店

  • 田村うどん
  • 宮川製麺所

事前の情報収集時にまとめたマップ
http://goo.gl/maps/okNlG

料理写真を投稿するのは「応援」と「謳歌」

私はきっと自他ともに認める食いしん坊です。美味しい食事の話を聞くと、それはどういう料理で、どんな風に美味しかったか、そしてどこで食べられるのかをついついお尋ねしてメモしてしまいます。そして、どこかのタイミングでトライしようと虎視眈々と狙う訳です。

そんな特別な食事はもちろんなのですが、普段も初めてお邪魔したお店や自宅で美味しそうに仕上がった料理は、スマートフォンやデジタルカメラで写真に残すことも多く、そのままネットに投稿することもよくあります。あまりに興奮すると、連続して投稿してしまうこともあり、仲のよい友人グループだと共通の友人たちのタイムラインに例えば焼き肉写真がズラリ、ということになっていることでしょう。

foodphotos

そんな料理写真を投稿する様子を、「独りよがり」「リア充アピール」とされることもあります。なぜ自分が食べたものの写真を喜んで投稿するのか、と。

今日、それに対する私の回答がなんとなく浮かんだのでした。それは「お気に入りの飲食店の応援」と「毎日を楽しくするためのお裾分け」です。

0:前提として、「限りあるチャンスを有効利用したい」

以前、知り合いが話していたことで、確かにと思っているのは、基本的に1日3回の食事だとすると、週に21回、月に約90回の機会があり、気に入ったからとしてそれを50回/週や200回/月にすることは現実的ではないのだから、その限られたチャンスをしっかり楽しみたい、ということです。

1:お気に入りの飲食店の応援

そんな限られた食事のチャンスをいつも楽しませてくれるお店がたくさんあります。料理はもちろんのこと、店構えや接客など、そこで食事の時間を過ごすことを目指してお伺いしていることが多いです。

そういうお気に入りのお店には、もっと多くのお客様が来訪し、ますます魅力ある場所になってもらいたいと思うのです。写真の腕がよいのに超したことはありませんが、自分がとても気に入っていて、いい時間をそのお店で過ごしていることは伝わるのではと思っています。

2:毎日を楽しくするためのお裾分け

自分が欲しい情報というのは、いまやインターネット検索で簡単に手に入るようになりました。ちょっとしたノウハウがないと、逆に自分に一番必要な情報にたどり着くことが難しいこともありますが、それはあくまでも自分が想定できる範囲に限られてしまうことも多いと言えます。

一方で、他人の投稿というのは、ときに自分の想定外のところからやってくることがあります。それは食事においても言えて、見たことのない食材や聞いたことのない料理、または独創的なオリジナルレシピなどが、写真画像やウェブページリンク付きで流れてきます。自分にとって当たり前のものは、他の人にとっての「!」ということがあるのは、私自身の体験からも間違ってないと思います。

3:それでも目障りなんですけど、という話なら

簡単です。自分の画面に表示されないようにすればよいのです。TwitterであればUnfollow(リムーブ)を、FacebookであればUnfriendまたはその人の情報が自分のフィードに流れてこないように設定すればよいだけのことです。

ソーシャル系の自分の画面が楽しくないのは、そういう人をフォローしたり表示設定をしている自分が悪いのだと考えた方がよいと思います。

オステリア ダ ヒロキで秋の味覚を堪能

いつも旬の素材を使ったイタリア料理を楽しめる、三鷹のイタリアン「オステリア ダ ヒロキ」にお邪魔してきました。少し前から、「フレッシュポルチーニが入荷しましたよー」「黒トリュフが入りましたよー」という誘惑の投稿がFacebookやTwitterで流れてくるのをスルーできませんでした。

スパークリング

スパークリング

スパークリングワインを最初に頂いていたら、今日の主役が。

フレッシュポルチーニさん

フレッシュポルチーニさん

お、大きい!

お、大きい!

今回はシンプルにソテーで頂くことになりました。

この日のオススメはこんなラインナップでした。

その他のお料理もオーダーし、メインのワインはボトルで。トスカーナの赤、Canaiolo Provenzanoというもの。

Canaiolo Prevenzano

Canaiolo Prevenzano

最初にやってきたのは「天使の海老、葡萄、ラルドのサラダ仕立て」で、温かい葡萄が他の食材ととてもマッチするのに驚きました。

201310-DaHIROKI-05

天使の海老、葡萄、ラルドのサラダ仕立て

続いてある意味メインのポルチーニ。メニューではトリフォラーティと呼ばれてました。

フレッシュポルチーニのトリフォラーティ

フレッシュポルチーニのトリフォラーティ

これでサイズが伝わりますでしょうか…

これでサイズが伝わりますでしょうか…

生のときとは全く香りが異なり、匂い立つという表現がピッタリ当てはまる一品です。秋の味覚を堪能しました。

続いては黒トリュフ。夏に採れるものとは格段に香りが異なるそうで、「秋トリュフ」と言い分けているそうです。今回はその秋トリュフをリゾットで頂戴しました。

黒トリュフのリゾット

黒トリュフのリゾット

ふんだんに盛られたトリュフたち

ふんだんに盛られたトリュフたち

ラストにはメインディッシュ、「蝦夷豚のグリルとじゃがいものロースト」です。豚肉の甘みがたまりません。

蝦夷豚のグリルとじゃがいものロースト

蝦夷豚のグリルとじゃがいものロースト

お皿全体の盛り付け

お皿全体の盛り付け

ここで満腹になるところなのですが、どうも豪華食材に触発されたみたいで、相方さんと「もう一品いけるか」という話になり、勢い余ってパスタを追加。

秋刀魚のボスカイオーラで、ジーティコルティという穴あきパスタの代わりに普通のスパゲッティで作って頂きました。

秋刀魚のボスカイオーラ スパゲティ

秋刀魚のボスカイオーラ スパゲティ

秋刀魚がごろり

秋刀魚がごろり

もちろん旬だからということもありますが、ツナとは違うパンチのあるパスタでした。久しぶりのヒロキということもあり、つい奮発して外せないと思ったものをことごとく頂戴しておきました。

近々、ワインの試飲会を兼ねたディナーイベントがあるそうなので、ワインにも美味しい料理にも目がない方は是非。

オステリア ダ ヒロキ | 東京三鷹のイタリアンレストラン : http://da-hiroki.com/

Disclosure: オーナーのヒロキさんは私とは遠縁にあたり、日頃もウェブサイトやFacebookなどのご相談などをお受けしています。

お気に入りのアメリカンダイナーでバースデーのお祝い

今日が相方さんの誕生日ですが、これまでにメンバーと場所を変えて何度かお祝いしてきましたが、こういうのは何回やっても楽しいものです。

お仕事帰りに一緒に歩いて家路についていたのですが、ちょうど中間地点あたりにお気に入りのアメリカンダイナーがあるのを思い出し、今シーズン最後のハッピーバースデーをすることに。おめでとう!

AS Classics Diner (東京都目黒区八雲)

バーガーがメインで、私もそれが大好きなのですが、それ以外のいろんな料理も美味しいのでいつもオーダーに迷うのです。

コブサラダ

コブサラダ

コブサラダ全景

コブサラダ全景

オニオンリング

オニオンリング

リブアイステーキ200g

リブアイステーキ200g

ガーリックがしっかり効いています

ガーリックがしっかり効いています

スパイシーメキシカンバーガー

スパイシーメキシカンバーガー

サワークリームを追加してみました

サワークリームを追加してみました

NYブルックリンの地ビール

NYブルックリンの地ビール

今月、六本木ヒルズにバーガー店舗を出店されるそうです。日比谷線からつながる地下道を抜けて、大きなエスカレーターがあるエリアとのこと。

レモンライスブーム

ちょっとだけ我が家(というか私か)でブームになっていたレモンライス、夏爐(かろ)という大学近くの喫茶店の人気メニューだったのですが、オーナーのご主人が亡くなった後、奥さまがなんとか続けておられたのですが、数年前に閉店されたとのこと。

大学時代の先輩経由で、レモンライスのレシピを頂いていたのを思い出し、最近になってまた何度か作ってみました。

レモンライス

 

椎茸、グリーンピース、卵だけのシンプルなピラフ/チャーハンなのですが、これにレモンを搾って頂くと絶妙なバランスなのです。本当はラードで油ギトギトに作るとよりレモンの爽快な風味が活きるのですが、この年齢になるとつい躊躇して、控えめな量のオリーブオイルで作っています。

この件でレシピを教えてくださった方にレシピの公開をしてもよいかをお訊ねしたところ、「Cookpadにあるよ」とのこと。すでに同じ大学出身の方が、お店の方に直接教えてもらったレシピが掲載されていました。

レモンライス by 実験ママ [クックパッド]  : http://cookpad.com/recipe/349363

ちゃんと一緒に出されていたオレンジジュースまたはトマトジュースまで記載されていてほっこりします。

一度閉店して、その後再開したときに夏爐にお邪魔したことがあり、そのときの写真が残っていました。2006年5月ごろです。

夏爐 夏爐のレモンライスちょっとピントが合ってないのと、色が飛んでいるようなのが残念ですが、ご存知の方には懐かしいのではと思います。

イベント「秋の夜長の試飲会」

三鷹のイタリアン @DaHIROKI でワイン試飲会イベント

去る11月21日(水)に三鷹のお気に入りイタリアン、オステリアダヒロキで開催されたワインの試食会イベントにお邪魔しました。

オステリアダヒロキ
http://da-hiroki.com

ワインのインポーターさんとの共同企画で、種類や金額レンジが混在した7ブランドのワインを頂いてきました。普段なら1本を2人で空けるか、グラスオーダーで3杯程度ですが、ワインをメインに7種というのも楽しい食体験でした。

お店は入り口横のイタリア国旗が目印。

イベント名は「秋の夜長の試飲会」でした。

イベント「秋の夜長の試飲会」

少し早く着いたので、仕込み中の様子をパシャ。

イベントに向けて仕込み中

グラスもワインが注がれるのが待ち遠しい。

イベント開始直前の来客前に、抜栓開始。

参加者来場直前にどんどん抜栓!

イベントスタートで、シェフからご挨拶とイベントの説明がありました。

イベントスタート。シェフからご挨拶。

もちろん、ワインリストを手元に置きながら。

試飲ワインリスト。

私が一番美味しいと思ったのは、最後に試飲したネーロダーヴォラという赤ワインでした。

試飲7杯め、ネーロダーヴォラ2010。私はコレが一番美味しかったです。

もちろん、オツマミの料理もお目当てでした。

試飲会イベントでも、オツマミも目当てなのです。

年に何回か、普段と違った料理や食体験ができるイベントを催されてますので、お店ウェブサイトやツイッターフォローしておくとイベント情報をキャッチできます。

Osteria DA HIROKI (DaHIROKI) on Twitter : https://twitter.com/dahiroki

当日撮影した写真たちをどーんと掲載しておきます。

食べるダイエットで参考にした書籍たち

「食べるダイエット」に我が家が参考にした書籍たち

2012年春に始めた、食べながらやせるダイエットでは、たくさんの書籍を(相方さんが)参考にし、自分たちの食生活のスタイルを作りました。

中でも有用だったと考える書籍をAmazonでまとめてみました。

食べるダイエットで参考にした書籍たち

「食べてやせるダイエット」で参考にした書籍

  • 考え方が変わった本
  • レシピ
  • 事典/データ
  • 元気をもらった本

参考になりましたら幸いです。

できたて豆乳

食べるダイエット主役のひとり「豆乳」我が家の作り方

2012年春から始めた食生活の変更で、とても成果がありました。取り組んだことの一つは毎日の豆乳です。

豆乳は無調整のものを奨められて、何度か市販されているものを買っていたのですが、いつものクセで「自分でも作ってみたい」となり、豆乳メーカーも数多く販売されている中で、まずは自宅にあるものを使って作り始めてみました。

レシピはこちら。350ml程度の豆乳ができ、ウチのグラスで2.5杯分くらいです。

  • 乾燥大豆:100g
  • 水:650ml(乾燥大豆を戻すのとは別)

我が家で使用している道具

  • ボウル/ストレーナー
  • 電気ジューサーミキサー(National[現Panasonic]製 MJ-C29)
  • 雪平鍋
  • 味噌溶き(こし)
  • 漏斗
  • 調理用ガーゼ
  • ガラス容器1:搾った豆乳をうける
  • ガラス容器2:底で豆乳を搾る

では作り方です。

1.前日の夜、寝る前にボウルに100gの乾燥大豆を入れ、水を注いで戻します。

8時間浸けておくのを目安にしていますが、2−3時間でも大丈夫でした。

スーパーで買ってくる乾燥大豆を一晩水に浸ける

戻すとコレくらい膨れます。

目安は8時間。こんなに膨らみます。

2.水を切った大豆をジューサーミキサーに入れ、さらに500mlの水を加えます。

ミキサーに500mlの水と一緒に入れて粉砕します。

650mlのうち500mlだけを入れるのは、

  • ウチのミキサーの容量の限界で、これ以上入れると溢れそう
  • あとでミキサーから出すときに、底や壁面に残ったものを流し出すのに150mlを使う

ためです。

3.ジューサーミキサーを1分ほど回し、粉砕します。

終わってしばらくすると泡が上に。

浸けておいた時間によって豆の固さも異なるので、音を聞きながら細かく砕けているかを判断してください。

ミキサーを止めてから、しばらく放っておきます。すると泡が上部に分離されます。

ちなみに私はこの待ち時間にスクワットを20回やります。

4.分離した泡を取り除きます。

泡部分はきれいに分離しているので、それをスプーンで掬います。

後で絞りやすくするためにここで泡を捨てます

初めの頃はそのままにしていましたが、搾るときに邪魔になるとの、搾ったあとのおからの味が落ちそうに思うので、取るようにしました。泡部分にも豆乳になる水分があるのですが、他の方によると苦みもあるとのことで、思い切って捨てています。

5.ミキサーの豆乳のもと(呉)を鍋に移します

砕いた大豆(呉)を鍋へ。

雪平鍋にミキサーの容器から直接流し込みます。この豆乳のもとになる砕いたものは呉(ご)と呼ばれるそうで、どろどろとしているため容器に残ってしまうのですが、そこで残しておいた150mlの水を入れて、鍋に流し出します。

6.加熱すること7分間、しっかり混ぜ続けて、焦げ付かないようにします

中火にかけて7分程度。

中火で加熱しながら、竹べらなどを使って混ぜ続けます。呉はとても焦げ付きやすく、鍋の底や壁面にべったりとくっついてしまいます。

火加減の目安は、加熱後5分ごろに沸騰し、膨らんできます。しっかり混ぜていると30秒ほどで膨らみが収まりますが、鍋から溢れそうになったら一度火を止めてしまいましょう。呉が溢れて鍋やコンロに吹きこぼれると、乾燥してへばりつき、あとで掃除が大変です。

私は加熱時間をキッチンタイマーで計っています。この加熱時間の間に、タイマーの時間表示を見ながら、美木良介氏のロングブレスの真似事を2分やっています。

7.終了後、また泡が出るのでそれを掬います

加熱終了。泡が少しあります。

ミキサー後と同じ理由で、泡を掬って取るようにしています。使った竹べらで大雑把に掬う程度です。

加熱終了後、再度泡を除きます。

8.ガラス容器に漏斗、味噌溶き網をのせ、ガーゼをセットします

おからを濾すのに使う味噌溶き用の小さいざると漏斗。

ガーゼは、この上に2つ折りにして被せています。

また、一緒に搾りかす(おから)を入れるために、適当なサイズの容器にラップをのせています。ウチは真空パックご飯の容器を使っています。

濾したガラ(おから)をいれるラップを準備。

9.鍋から加熱後の呉をお玉で掬って入れます

ざるに料理用ガーゼをかぶせて、熱した呉を投入。

鍋にある呉の半分程度をまず入れます。味噌溶き網の大きさ(深さ)次第で、適当な量を入れましょう。ウチは7〜8回くらい掬って入れています。

おたま7回程度でこれくらいを投入しています。

10.ガーゼを引き上げ、包みます

ガーゼで包みます。

網の外に出たガーゼを引き上げ、真ん中に寄せて搾るようにまとめます。

11.ガラス瓶の底をあて、手で押して搾り出します

空き瓶の底で包んだガーゼを押し、絞ります。

熱くて手では搾れないので、ガラス瓶などの底をあてて、上からぐいっと押して搾ります。

何度か方向を変えて絞って終了。

一度強く搾ったら、網の中のガーゼの塊の向きを少し変えて、再度ガラス瓶で押します。これを数回やって、しっかりと豆乳を搾り出します。

12.ガーゼの塊をラップの上に出し、おからを載せます

用意したラップへ

沸騰後、すぐに搾ったものなので結構熱いのですが、さっと持ち出してラップに置くくらいはできます。慎重にガーゼを開き、中のおからをラップの上に出します。

ガーゼからおからを出します。

このあと、ガーゼを一度水で洗い、残ったおからを流してから再度味噌溶き網の上にセットし、2回めの絞りをやります。ウチでは、2回めはお玉で掬わず、鍋から直接傾けて流し込んでいます。

以上で、豆乳の完成です。一緒におからもできました。

豆乳とおからの完成

出来立ての豆乳は、温かくて飲む豆腐のようです。毎朝、美味しく頂いています。

できたて豆乳

その他のコツ

豆乳、ミキサーで粉砕した状態の呉も含めて、食器が汚れやすいです。豆乳作りにつかった調理器具たちは、作ってすぐに洗った方が汚れを落としやすいです。洗うのが大変なのは味噌溶き網と雪平鍋です。

味噌溶き網:放っておくと網の目が目詰まりします。温かいうちに洗い流した方が良いです。

雪平鍋:過熱時にしっかり混ぜても、底や壁面に豆乳がくっついています。沸騰時の泡や大豆の粒子が鍋の縁にこびりつきます。鍋も温かいうちに一度お湯につけ、しばらくしてから「激落ちくん」のようなメラミンスポンジでゴシゴシこすって落とします。通常の食器洗いスポンジを使うと、1回でダメになりますのでご注意を。

ガラスコップ/容器:通常の洗い方では豆乳の汚れが残りますので、メラミンスポンジでゴシゴシやったり、茶渋取りの要領で食器漂白剤につけて落とす、といったことが必要です。思い切って豆乳専用の食器を用意してもいいかもしれません。

500gで買った乾燥大豆:1回100gなので、封を開けたときに料理用の秤に空きガラス瓶に載せて、計りながら入れ分けています。4つの瓶は蓋を閉めて食材庫に保管します。5つめをそのままボウルに入れて水に浸し、翌日の豆乳作りに使います。

作った後の掃除などが少し面倒ではありますが、自家製の豆乳はとにかく美味しいです。普段の食生活に気をつけているのもありますが、ダイエットで落とした体重が、多少の外食でもリバウンドしなくなったのは、毎日飲み続けている豆乳のお陰ではと思っています。

ミキサーで自家製豆乳を作ってみました

この数ヶ月、食生活が少しずつ変わってきました。友人・知人たちの影響がとても大きく、自分の体調や体型にも気を遣うようになり、これからも美味しい食事を楽しむには、そのための体が大事でもあります。

自宅での食事では、野菜中心にシフトしつつ、白米を発芽玄米に切り替える日を多くし、量もだんだんと減らしているところです。

そんな中、登場し始めたのが豆乳。もともと豆腐が好きで、それこそ何もかけないでそのままパクパク食べる方なので、違和感なく毎朝飲むようになりました。そうすると、俄然自分でも作ってみたくなります。

調べると豆乳メーカーもいろいろあるのですが、また機械が一つ増えてというのもなんだかなーと思い、古いけれどジューサー兼ミキサーがあるので、それを使って作れないかと調べてみました。

ミキサーと同じパナソニック(ウチのは当時のナショナル印)も豆乳が作れるものを出していて、取扱説明書を拝見するとジューサーに大豆と水を投入するツールが便利そうなくらいで、あとはウチにあるのと働きはあまり変わらなさそうです。ありがたいのは大豆の下準備と呉を作るときの水との割合が載っていました。

そこで、ミキサーで作る豆乳の手順を紹介しているページを参考にして、さっそく下準備に一晩乾燥大豆を水に浸け、翌朝作ってみました。大まかな手順は、

  1. 大豆を水に8時間浸ける。
  2. 大豆の水を切って、豆乳にする水と一緒にミキサーに入れ、1分くらい回す。
  3. できあがった呉を鍋にいれ、沸騰させてからさらに5分加熱する。焦げないようにかき混ぜ続ける。
  4. 豆乳を絞り出す。(ウチはまずジューサーで挑戦、2回めからペーパーフィルターを使用)

初めてなので、まずは100gから。

一晩浸けると、こんな風に膨らみます。

ウチにあるミキサーはこれ。100gの大豆に対し、350mlの水で作ります。あとで流し出すのに50mlを残して300mlだけ入れてミキサーにかけました。

できあがった「呉」。

これを鍋にかけます。沸騰してから5分煮沸します。途中から美味しそうな香りが立ちますよ。

熱したものは500mlを超えてますが、ここから豆乳を絞り出します。ジューサーを使いました。熱した呉を投入口から注ぎます。

数回に分けて回し、ジューサーで豆乳とおからに分離させます。ジューサーの下に置いたカップに豆乳がドリップされました。

100gの大豆と350mlの水から約300mlの豆乳ができました。

ジューサーの中に残ったおからも取り出して、こっちは冷凍してしまいます。

肝心の豆乳の味ですが、苦みも臭みもなく、香りのよい仕上がりでした。美味しい。

ただ、ジューサーレベルの濾し方だと意外と大豆片が残ってしまい、のどに引っかかるので、次回からペーパーフィルターと漏斗を調達して絞るように変更しました。これで立派な豆乳になりました。