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自宅でのバースデーディナー

4月は相方さんの誕生月で、誕生日の前後1週間くらいは、関連イベントがあったのですが、当日の夜は自宅でのんびりお祝いをすることができました。

メインは、三鷹のイタリアンレストラン「オステリア ダ ヒロキ」で頂いたポークと野菜のソテーがとても美味しかったので、それを真似た相方さんの力作です。オリーブオイルと塩で味付けしたもので、見た目もきれいです。お祝いなので、ハーフボトルの甘口のシャンパンでスタートし、最近できたワインやさんで見つけた赤ワインも少し飲み足しながらのディナーでした。

デザートのバースデーケーキも、最近できたお店の苺ショートです。お願いするとオリジナルのケーキを作ってくださるそうなので、次回はぜひにと思っています。

以下、ディナー写真です。

外で豪華に頂くディナーもスペシャルでよいですが、自宅でゆったりもいいですね。スペシャルディナーは、後日に誕生日が近い方と一緒に頂いてきました。

オステリア ダ ヒロキ〜三鷹の新しいイタリアンレストラン

三鷹駅近くにイタリアンレストラン「オステリア ダ ヒロキ (Osteria DA HIROKI – Cucina Italiana)」がオープンしました。2011年2月下旬です。最初に申し上げておくのですが、オーナーシェフは私の遠縁にあたる方で、お祝いという意味でもディナーを頂いてきました。

外装、内装ともに新しくできたお店ということもあり、キラキラと輝くレストランです。

「オステリア(Osteria)」は居酒屋という意味に近いそうで、ワインを中心にお酒を楽しみながら、美味しいイタリア料理をつまんで、というのを目指したお店とのこと。ワインも季節に応じて、フレーバーや価格のバリエーションを広くされているそうです。

実は今日で3回めだったのですが、美味しい料理を写真に収めてましたので、1回めから順に、オステリア ダ ヒロキのディナーメニューをご紹介します。

最初に生ハムもありましたが、写真を撮り損ねていました。生ハムのイメージと言えば、ハモンセラーノなどの濃い赤い色をイメージしますが、出されたのはその赤いものと白い生ハムの2種類でした。白い方は豚バラの部分を使って作られた生ハムだそうです。

相方さんのブログに、白い生ハム写真がありましたので、リンクしておきます。

maya’s memo : 三鷹でイタリアン!『オステリア ダ ヒロキ』がオープン!
http://mayatweet.exblog.jp/15997760/

シェフもスタッフさんも、とても気さくな方々なので、気軽に話しかけて、自分の好みやリクエスト、料理に関する質問すると、丁寧に対応してもらえると思います。

その後の2回の写真はまた別エントリーでご紹介します。

<お店情報>

オステリア ダ ヒロキ
東京都武蔵野市西久保2-2-12 1F
ご予約/ご連絡:0422-57-4807
http://da-hiroki.com/

 

量り売りの新鮮なオリーブオイル

東京・世田谷区の二子玉川に、新しいショッピングモール「二子玉川ライズ」が先月オープンしました。東急グループが開発を手がけたこともあり、ショッピングゾーンには東急Food Showが地下にあり、たくさんの専門店が入っています。

「二子玉川ライズ・ショッピングセンター 公式サイト」http://sc.rise.sc/

Food Showの中で、オリーブオイルを量り売りしているお店「Olivo(オリーヴォ)」がありました。日本で最初の出店だそうです。ホームパーティにお呼ばれしていたこともあり、そのお土産を探していたのですが、このオリーブオイル2種類を選ぶことにしました。

オリーブオイルは何種類かあり、声をかけるとパンと一緒に試食させてもらえます。特長などを教えていただきながら、2つを選びました。

選ぶと、専用のボトル(3つのサイズがあります)に入れてもらうのです。

オリーブオイルを入れたボトルは、その場でシーリングされます。開閉式のキャップがあり、中にはプルトップの口があります。

お店はこんな感じです。たしか7種類のエキストラバージンオイルがありました。

ボトルのサイズは3つ。

自宅用に1本買って、ホームベーカリーで焼いたパンと一緒にいただきました。2月に行ったバルセロナでハマった食べ方です。

お店のウェブサイトはこちらです。

Olivo: http://www.olivo.co.jp/

すてきなランチにご招待いただきました

この1週間は、相方さんのバースデーウイークとして、いくつかイベントがあったのですが、ラストイベントのランチは、ある方のご自宅にご招待いただきました。

お呼びくださったPatraさん(@innkyo)は、相方さんとオンラインでご縁があり、数年来のやりとりをしていただいている方です。イベントウイークに入る少し前に、突然ご連絡を頂き、一緒に誕生日をお祝いしていただけるとのことで、ご自宅にご招待していただきました。

日頃の食いしん坊っぷりを考慮していただき、とても贅沢なランチをご用意していただいてました。たまたま近所にあったお寿司屋さんがすごくいいお店で、お引っ越し以来ずっとご贔屓にされているとのことでしたが、その理由はすぐにわかりました。食材へのこだわりや食べる人の器の好みなどに配慮した、心意気と心遣いを感じる料理が届きました。

以下、頂いたお料理です。不覚にも、鶏の肝の煮付け、ひじきの煮物などPatraさん手作りの料理を撮影し損ねていたのが悔やまれます。窓からの眺めもパチリ。

私たちをもてなしてくださったPatraさんも、ご自身のブログに書いてくださいました。ご招待いただいて、本当にありがとうございました。お会いできてとてもとても嬉しかったです。

鮨道楽 : Patra Ichida @ Blog
http://patra.kyo.com/blog/2011/04/10/%e9%ae%a8%e9%81%93%e6%a5%bd/

私たちがちょこっと登場してますね。

バナナは吊られると勘違いする

image

買ってきたバナナを置いておくと、自分の重みで接地面が傷むから、バナナスタンドに掛ける、と思っていたのですが、相方さん曰く、

吊られていると、まだ木の上にいると思って元気になるから。

ということらしい。

こんなふうに、近くに以前頂いたジャックの豆の木の鉢植えがあると、もっと気分が出るかもしれない。

ホームベーカリーでハードパン(エラーからのリカバリー)

ホームベーカリーで作るパンは、時間はそれなりにかかるものの、大部分の手間のかかるところを機械がやってくれることもあり、作ったパンがなくなると「よし次焼こう。」となる。

今日は、買っておいたクルミを入れたパンを作ってみようということになり、フランスパンの作り方で、砕いたクルミを投入したのですが、砕き方がレシピ(というよりはホームベーカリーの取説)よりも粗かったようで、捏ねる過程の途中でエラーで止まってしまいました。

仕方なく捏ね途中の生地を出し、マニュアルで続きを開始。

  1. 手で捏ねる。
  2. オーブンの発酵モードを使って一次発酵。
  3. ガスを抜いて、2つに分け、しばらく放置(ベンチタイムというみたい)。
  4. もう一度オーブンの発酵モードで二次発酵。
  5. オーブンで、予熱のあと220度で10分、210度で15分焼く。

一応、それらしくできあがっています。

切ってみると、かなりしっかりとクルミが入っていました。ホームベーカリーの制限量いっぱいのクルミを入れていたのですが、粗いだけじゃなくて多すぎたのもエラーになりやすかったのかもしれません。

確かにちょっと入れすぎではあるけれど、ナッツ好きな私にはとてもおいしいパンです。

今回はホームベーカリーが途中で音を上げて、手作業で引き継いだ割には、なかなかよくできたので、勘違いしてしまいそうです。これだけ簡単にできてしまうと、パン屋さんできそうとか、売れそうとか。

そういう勘違いはさておき、バリエーションを増やしていきたいところです。デニッシュ系をまだやってないので、次のチャレンジはそのあたりかな。

自宅にあったものでピザ

夕方になり、小腹も空いたので、自宅にあるもので何かを食べよう、パスタかな、などと言っていたのですが、買い置きしていたもので、そろそろ賞味期限が怪しいと気づいた「ピザ生地ミックス」を使うことに。

こねた生地をフライパンで焼いて作るピザで、クリスピータイプとパンタイプが作れるとのことで、より多くの粉を使う(2袋入りで、両方で2人前になる)パンタイプにしました。ミックス粉はこれです。

せっかく2枚焼くので、トッピングも2タイプにしました。

1)ベーコンオニオン

  1. ベーコンをある程度の大きさに切って炒める。
  2. 火が通ったベーコンを一度取り出し、ベーコンの油で細切りにしたタマネギを炒める。塩こしょうで適度に味付けを。
  3. タマネギに火が通ったらベーコンを戻し、ダイスカットトマト(缶詰を使いました)を加える。
  4. オレガノをふる。
  5. できたピザ生地に4をのせる。
  6. 塩漬けオリーブを3つにスライスしてのせる。
  7. パルメザンチーズをふる。

2)マヨネーズコーン

  1. 缶詰のコーンの水を切る。
  2. マヨネーズを和える。
  3. スライスチーズ(今回は残ってた3枚全部)を4つに切る。
  4. できたピザ生地に3を並べ、その上に2をのせる。
  5. 適量の塩こしょうをふる。

ピザやパスタは、冷蔵庫にある食材をうまく使い、スパイスなどを利かせると、それなりの一品になりますね。

餅茶漬けデビューしました。

先日、ツイッターのタイムライン上に、なんだかわくわくする文字を見かけました。

「餅茶漬け」

初めて聞いた(見た?)のですが、検索すると意外とメジャーなようで、特にお正月シーズンに食べる方が多いようでした。

読んで字のごとく、焼いたお餅にお茶またはだしをかけて食べるもののようで、お茶漬けの素や塩昆布、煮昆布をお餅にのせているものが多い。それを真似てみました。

 

焼いたお餅

昆布をのせた餅茶漬け

餅米で作られたお餅なので、ご飯で作るお茶漬けにとても似たものになるのは想像したとおりなのですが、お焦げの香ばしさがポイントです。おいしくいただきました。

 

Plaisirさんのガレット・デ・ロワを頂きました。

年末は、ドイツのお菓子のシュトーレンをちまちま食べていましたが、新年のお菓子にガレッドデロワを頂きました。もともとは、フランスの祭日に食すそうなのですが、時期的にもちょうど新年あけてすぐの頃ということもあり、特にその日に限らず、今の時期に洋菓子屋さんの店頭に並ぶようになってきましたようです。

以前、散歩をしていて入ったPlaisirという洋菓子屋さんでも、このガレットデロワが販売されるというのをブログ(というか、その記事が流れたツイッター)で知り、さっそく入手してきました。

ガレッド・デ・ロワ自体は、アーモンドクリームが入ったパイですが、それに加えて

  • 王冠(紙製)
  • フェーブ(空豆の意味で、陶器の小物)

が一緒に付いてきます。祭日の日に食べるガレット・デ・ロワの中に、フェーブ(もともとは空豆)を入れて、切り分けた中にそれが入っていたら、その人が王様(または女王様)となり、みんなに祝福され、その一年はハッピーということです。付いてくる王冠は、その人が頭にのせるためのものです。

Plaisirさんのは、フェーブは中に入れず(誤飲を防ぐため)、代わりにナッツが入ってます、とのこと。出てきたのはヘーゼルナッツでした。フェーブも、「絵画シリーズなんです」とスタッフさんがおっしゃっていたとおり、ゴーギャンの絵です。

というわけで、以下、写真です!(クリックで大きな画像に)

リボンが巻かれたパイに、王冠とフェーブが付いてきました。

横から見ると、パイの様子がわかるのでは。

フェーブと一緒に入っていた、説明書き。

パイのトップの模様はこんな感じ。アシンメトリですね。台紙には、90度ずつマークが入っていて、ナイフで等分するのに便利。

4つに切りました。中にはマロンも入っています。

入っていたナッツは、ヘーゼルナッツでした。

添付のフェーブは、ゴーギャンの絵画。

直径15センチのガレット・デ・ロワ、4つにカットして、2人でぺろりと食べてしまいました。パイはしっかりと焼き上げられていて、クロワッサン同様、Plaisirの流儀なのだと思います。おいしいです。1月いっぱいの販売予定だそうなので、まだ間に合いますね。

 

香箱ガニ〜北陸の期間限定の味覚

相方さんの母方の実家が石川県で、毎年冬になると、おいしい魚の塩茹でを送っていただいているのですが、今年はそれに加えて、蟹も一緒にお願いしました。とにかく、すごくおいしくて、昨年の冬にお願いしようとしたら、水揚げできる期間が決まっており、すでにその時期が終わってしまっていたので、今年に持ち越しとなっていたのです。

今シーズンは、忘れず12月のうちに蟹もちゃんとお願いして、ばっちり配達されました。(水揚げ期間は11月から1月上旬までとのこと)

この蟹、香箱ガニというそうで、私は聞くのも見るのも初めてでした。調べると、ズワイガニのメスで、あの大きな体つきとはうってかわって、かなり小柄です。名前も、エリアによってまちまちで、せいこガニ、こっぺガニなどと呼ばれるようですが、いずれもズワイガニのメスのことを指していました。

甲羅部分も二廻りくらい違いますが、ハサミや足もかなり華奢です。

その代わり、外子と呼ばれる卵と、内子と呼ばれるいわゆる蟹味噌の中に混じっている卵巣部分が特徴です。

 

香箱ガニの内子

朱色のツブツブが外子

外子は、褌(フンドシ)と呼ばれる下っ腹のカバーのようなところの内側にびっしりとくっついています。

正面からみた香箱ガニ。上下逆さまですが、ちょっとグロテスクだけど繊細な作りになっています。

外子、内子、蟹味噌、そして腹や足にも身があるのでそれをほぐして、蟹味噌が入っていた甲羅の中にのせて、そのまままたはポン酢などをかけていただきます。今まで食べたことのある、あのほわんとした蟹の身や、磯味が凝縮した蟹味噌とはずいぶんと味が異なると思います。小さい分、うまみが凝縮されている、という感じでしょうか。

そして、日本酒が本当によく合います。昨年秋の退職時に、お知り合いの方からいただいた真澄という日本酒と一緒にいただいたのですが、相乗効果ですばらしい食事になりました。

香箱ガニ、来年、再来年あたりから、お取り寄せなどでブームになるような気がしています。

それにしても、まだまだ知らない食材や料理が、日本中にありそうです。季節の味覚、その土地ならではの食材や調理法など、身近なぜいたくに、これからも目を光らせていきます。