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10年前にNYブロードウェイで話題をかっさらったミュージカル『rent』の映画がゴールデンウィークあたりから公開されていましたが、そろそろ上映館も少なくなりつつなり、あわてて先週末に観に行きました。 もともとミュージカルなので、全体を通しての音楽が素晴らしいのは当然なのですが、出演者たちの表情や周辺の細かい小道具、カメラワークによる視点の変化などが、映画では十分に発揮されており、見ごたえがとてもある映画でした。 もっとも有名な曲「Seasons of love」がいきなりオープニングで歌われ、心に響く歌詞とメロディーに思わず一緒に口ずさんでしまいます。この後も何度か登場しては、じーんと感動するのでした。 個人的には、あとは「Out Tonight」という曲が好きで、俳優のRosario Dawsonの歌唱力とともに、Jonathan Larsonの独創的なメロディーにビビッときた感じです。これからサントラを手に入れ、何度も聴くうちに、ますます好きになっていく曲ばかりだと思います。

とにかく『rent』のファンはとても多いようなのですが、『rent』の曲をみんなで歌おうというイベント(オフ会?)が開催されています。先日関西で行われた会での「Seasons of love」の録音が公開されていて聴いたのですが、とてもレベルの高い、参加者皆さんの気持ちがこもったパフォーマンスでした。 映画またはミュージカルのほうをご覧になっていない方は、機会があれば是非一度観てみて下さい。おそらくそのうち映画のDVDがでてくるのではと思うので、まずはそこからでしょうか。

11月に来日公演があり、観に行く予定なので、また感想レポートをUPしたいと思います。