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夏の終わりのイタリアン〜三鷹のオステリア・ダ・ヒロキにて


食事も美味しくて居心地もよい、三鷹にあるイタリアンのお店、オステリア ダ ヒロキさんに行ってきました。オーナーシェフが知人であるので、ある程度のひいき目はあると思いますが、これまで何回お邪魔しても飽きることがない、素晴らしい料理です。

オステリア ダ ヒロキ | 東京三鷹のイタリアンレストラン
http://da-hiroki.com/

8月1ヶ月間は「南イタリアワインフェア」で、タイトルのごとく南イタリア産のワインをお手頃価格で楽しめたのですが、私たちが伺った最終日には、もうすっかり出てしまって、白ワインはシリチア産のワインを急遽追加、赤も1本だけとなっていました。

これまではシェフのおまかせコースを頂いていたのですが、以前からおすすめいただいていた、アラカルトで一品ずつ選びながらワインを飲む、というスタイルにしてみました。この日ご一緒していただいた友人も3回目の来店なので、アラカルトをシェアしながらの夕食となりました。

太助大丸茄子のサンマ蒸し。太助大丸茄子とサラミを刻んだものをサンマでくるみ、蒸したもの。ソースはパプリカ。

下に中トロの生ハム、桃の上にも生ハム。

ソースはオリーブオイルとバジリコ。白いのは生ハムの脂身をミルクと合わせたオリジナルソース。

自家製パン。トスカーナパン、全粒粉のフォカッチャ、バジリコパン。

水牛のモッツァレラチーズとトマトの冷製フジッリ

フレッシュポルチーニのトリフォラーティ。素材が素晴らしいので、味付けはシンプルに。

レンコ鯛のロースト。3人で分けて食べても十分堪能できるサイズでした。

下にはカラフルな温野菜が。

珍しい赤い万願寺とうがらしを使ったパスタ。海老の赤と重なってキレイ。

赤い万願寺とうがらし。珍しいので生の状態のものを見せていただきました。

ワインはいくつかの種類の白をグラスでいただきました。お店の方にお任せして、オーダーした料理に合わせてもらったり、すでに飲んだワインとはタイプの違うものをチョイスしていただきました。ピエモンテの白ワイン(Tenuta Olim Baudaのシャルドネ)が、いい意味でクセのある、赤ワインのような香りで一番好きでした。

 

夏のトマト料理ガスパチョを作ってみました


先日、とあるテレビ番組で有名なシェフが料理作りを披露していたのですが、そのうちの一品がガスパチョでした。スペイン・アンダルシア地方のトマトベースのスープです。季節柄もそうですし、とにかくとても美味しそうでしたので、早速真似して作ってみたいと思っていました。

レシピを調べて、だいたいの見当をつけて材料を買い、作ってみました。用意したのはこんな食材です。

  • トマト2つ
  • トマトソース(パスタ用の瓶詰めのもの):300g
  • きゅうり1本
  • パプリカ(赤ピーマン)1つ
  • にんにく1かけ(生なのでニオイが気になるときは入れずに)
  • オリーブオイル:大さじ2
  • バルサミコ酢(レシピではワインビネガーになっていましたが、買い忘れたのでこれで代用):大さじ2
  • 食パン0.5枚(パン粉用に食パンの端を冷凍しておいたものを使いました)
  • 塩と胡椒

基本的にはこれらの材料を刻んでボウルで混ぜて、ミキサーでスープにするだけです。番組でシェフが「半日冷蔵庫で寝かせてからミキサーにかけなさい」と言っていたので、それに従いました。なんでも素材同士の味がなじむから、という理由だったと思います。

トマトは湯剥きをして、食感が悪くならないようにします。夜にボウルで混ぜてラップし、冷蔵庫へ。翌朝、ミキサーにかけて完成です。

パンを多めに入れてしまったので、色合いがイマイチになった気がします。(後日に再度作ったときに、ミキサー後さらに冷蔵庫で冷やすと、少し発色がよくなりました。)

追加でオリーブオイルを少しかけて、乾燥バジルをふって頂きました。

熱処理をしない調理なので、野菜の風味ズバリで美味しいはずです。とても気に入ったので、この夏はウチにいらした方にもれなく出しそうな勢いです。ウチの味覚だとちょっと油っこい感じでしたので、2回目はオリーブオイルを半分にしました。