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音楽パフォーマンス集団「Crazy Angel(CA)」の公演が浅草であり、観劇してまいりました。知人が出演していることもあってここ数回の公演を観てきて、毎回のオリジナリティには脱帽させられています。 今回は、「殺陣」をメインのパフォーマンスとして前面に押し出した舞台で、ストーリーもオリジナル、演奏するレパートリーもオリジナルという、他では見ることのできない、CAならではのステージでした。 「桃太郎」の話になぞらえたキャストや鬼を退治するというメインシナリオの上に、独創的なコスチュームやメイクアップ、そして殺陣をふんだんに取り入れた演技で構成されています。 したがって、キャストメンバーは役作りと演技が課されることになるのですが、もともとは楽器を演奏する管・打楽器プレイヤーの集団であることから、ここまでの舞台を作り上げるのに、ものすごい準備と練習をこなしてきたのは想像に難くありません。また、Non-Verbal(台詞なし)であることから、演技をはじめ舞台装置や小道具といったもののクオリティが重要になり、より高度な舞台を作り上げていることに、CAメンバーのすごさを感じます。 私個人は、もともとマーチングの世界に惹かれてCAのステージを追いかけているところがあり、そういう意味では、ストーリー性が強く、演技をメインとしたステージよりは、マーチングショーのCAが好きなのですが、とにかくCAが持つオリジナリティ、タレント性に感動する舞台であったことは間違いありません。 キャストメンバーの知人にチケットを手配していただいたこともあり、最前列で舞台を観ることができました。もともとそれほど大きなホールではないですが、やはりキャストの表情や息遣いがすぐ近くで感じられる場所での観劇は、演奏演技をより楽しめて感動させてくれます。次回公演もすでに決まっており、また新しい面を開花させたステージになることでしょう。 また、キャストの募集(オーディション)も行なっているそうです。 詳しい情報はウェブサイトをご覧ください。 the CRAZY ANGEL COMPANY http://www.crazy-angel.com/