「マンマ・ミーヤ!」観てきました。幼少期のころから、家ではABBAの曲が毎日かかっていたことから、ほとんどの曲に馴染みがありました。そのおかげか、劇団四季のマンマ・ミーヤ!を観たときは、体の中にいつの間にか作られていたABBA細胞が活性化した感じでした。 普段もたまに急に聞きたくなってABBA GOLDをエンドレスループでかけたりすることもありました。オーストラリアの映画「PRISCILLA(プリシラ)」エンディングの「Mamma Mia」でも再燃しました。この映画も時々無性に観たくなる作品のひとつです。 そして今回、映画を観ても同じです。やはりメラメラと盛り上がってくるものがありました。ABBAの名曲たちにあわせて、ストーリーや舞台設定など、ホントによくできていると思います。 舞台では実現できない、映像美、奥行き、リアリティなど、映画での魅力がいっぱい詰まった作品です。ストーリー展開も早く、ダレることなくテンポよく進み、クライマックスまで一気に登りつめて、スッキリ爽快な気分でエンドロールを観ることができます。 惜しむらくは、大御所陣の歌でしょうか。確かに並みの俳優さんたちより素晴らしいんだと思いますが、もっともっと聞かせてくれる歌い手だったら、と思いました。その一方で、さすがの演技力で、随所にストーリーに引きこまれるシーンがありました。ウェディングドレスを着せるシーンは秀逸でした。 ソフィ役のアマンダは、歌も演技もステキでした。エンドロールの「Thank You for the Music」は私が一番好きなABBAの曲なのですが、しっとりとしたアレンジの彼女の歌は素晴らしかったです。今回は見送ったのですが、もしサントラを買うとしたら、きっとこの曲のためです。 あと、ミュージカル版も映画版もABBAメンバー2名がスタッフとして参加していますが、映画の中で2人がカメオ出演していました。劇中の「Dancing Queen」とカーテンコールの「Waterloo」で、カメオの中ではわかりやすいものでした。こういう演出、うれしいです。 ところで、観にいく前日に上映時間を調べていると、なんだか不思議な注釈があるのが気になっていました。歌のところに英語の字幕が出る上映回があるようなのです。そのときはあまり気にしないでいたのですが、映画を見終わった後、相方が「立ち上がって歌って踊って、をしたかった。ミュージカルではできたのにー。」というのを聞いて思い当たりました。そういや、オーストラリアの映画館では、「Sing Along」という上映回を設けて、映画館だけどみんなスタンディングで歌って観てる、という話をどこかで聞いてました。 調べたら、こんなページが。 みんなで歌おう!英語歌詞字幕付きヴァージョン 上映情報 http://www.mamma-mia-movie.jp/karaoke/ 六本木だと
ご観賞者全員にペンライトをプレゼント! これを振って、みんなで歌って盛り上がろう ♪だそうで、ホントにこれができるなら、是非もう一度観にいきたいです。