先日、RENT日本公演のソワレを観てまいりました。 特に理由なく、そのあたりの日付の公演を選んで1月にチケットを買っていたのですが、たまたま上演後のトークイベントが開催されることになり、ラッキーでした。 トークイベントは、キャストがAnthony Rapp(オリジナルキャスト:Mark Cohen役)とGwen Stewart(オリジナルキャスト:Mrs. Jefferson、Seasons of Love ソロ、その他いろいろ(^^))のお二人、司会進行にキョードー東京の方、そして同時通訳の方4名が、舞台にあがりました。 Q:質問 A:Anthony G:Gwen
Q1:すでに日本に来て2週間ですが、日本の印象は? A:とにかく日本のファンはとてもRENTに対する愛情があって、上演できるのがとてもうれしい。アメリカの観客もお手本にしてほしいくらい。 G:以前からの友達も今回できた新しい友達もいて、とてもうれしい。
Q2:95年以来の出演になるが、今回の収穫は? A:このグループでストーリーを作れたことがとてもよかった。 G:(ごめんなさい。記憶もメモも残っておらずです。でもAnthonyが話し終わった後、Gwenが一言加えたい、っていっていた記憶だけはあります。)
Q3:演出の変更がありますが、どう思いますか?たとえば、 1)最初のRoger、Markの登場の仕方 2)Angelのお葬式でのUnison A:多くの演出はMichael Greifのアイディアで、まずやってみて みんながいいね、と思ったら採用。うーんイマイチ、となったらボツ。 G:最初のプロダクションを知っているから、やっぱり戸惑うことはあった。 でもMichaelは天才で、どんどんよくなっていく。小さい変更が随所にあって きっと多くのファンも気づいているのでは。
Q:(Anthonyへ)8/7のオープニングで、開演時にスタンディングオベーションがあり、しかも長かったですが、どう思われましたか? A:”I got spoiled.” (僕って甘やかされてたよね。) これまでも、最後のステージの時など、節目節目で盛大に迎えてもらってきて、今回(東京初日)もとてもいい思い出になった。日本は世界でも一番のファンがいるところ。
Q:(Gwenへ)Seasons of LoveのSoloを歌っているときは何を感じていますか? G:”My goal is to try to touch people’s heart.” (私が舞台で目指しているのは、みなさんの心に響くようにすることなんです。) 笑ったり、泣いたりなど、いろんなレスポンスがあるのがとても励みになる。それが私からみなさんへのギフトだ、と思ってます。 最初に聞いたときにすごい曲だと重い、さらに自分がソロを歌えるなんて。みんなに感動したなど声をかけてもらえるととてもうれしい。
Q:最後に、ファンにメッセージを。 A:日本はとても素晴らしい観客が多く、ぜひまた来たい。 G:2回目の来日だったけれど、また皆さんにギフトを届けに来たい。仕事じゃなくてもプライベートでもよいから。
なかなか直接お話を聞く機会がないので、こういうイベントってとてもうれしいです。2回公演のソワレ後で、とても疲れていたのではと思いますが、話しながらもいろんな表情を見せてくれていました。Thank you, Anthony, Gwen, and Jonathan Larson. 前週にはAdam Pascal と高良結香さんのトークイベントもありました。そっちは私は観られなかったのですが、ご覧になった方のエントリーがありました。 『RENT』 + アフター・トーク・イベント http://mikanseijin.moe-nifty.com/logbook/2009/08/post-4853.html 関連サイト RENT日本ツアーサイト http://www.rent2009.jp/index.html RENT Broadway Tour http://www.siteforrent.com/