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音楽つながりの友人が、あるハードウェアを購入したときにバンドルされていたCubase(LE5)のインストールがうまくいかない、という現象が起きていました。

気になって調べてみると、同様の現象の人たちがネット上でチラホラいらっしゃるのですが、解決方法が出ておらず、うまくインストールできた人たちも「なぜうまくできたか」が分からないまま、何となく成功していたようです。

ちょうどこの話の2週間後くらいに、友人宅にお邪魔する機会があったので、試しにパソコンを拝見することになりました。

環境はWindows Vista (32bit) +Cubase (LE5: バンドル版)で、Steinberg社のアプリケーションは「Soft eLicenser」と呼ばれるプログラムでユーザ登録&アクティベーションを行なうようになっています。

CUBASE LE 5 ユーザー登録/アクティベーションガイド
http://www.steinberg.net/jp/landing_pages/activate_cle5.html

一度すべてのアンインストールし、再度最初からインストールしてみると、インストール時にアラートが何度か出ていました。OKとして進むと、一応インストールは完了し、Cubaseを立ち上げると「アクティベーションをしてね」の画面が出るのですが、いざアクティベーションを行なおうとしてeLicenserを立ち上げると、デバイスリストに出てこないため、自分のSteinbergユーザIDとのマッチングができないのでした。

eLicenserにsoft-eLicenser番号がリストアップされないのは、どうやらこのインストール時のエラーが原因だったようです。Windows Vistaのセキュリティ設定を一時的に変更し、インストールを再度行なうと、エラーが出ずに終了し、無事eLicenserの画面にもディスクアイコンとsoft-eLicenser番号が表示されるようになりました。

もしCubaseのアクティベーションがうまくいかないWindows環境の方は、「コントロールパネル」−「システム」の中にある「データ実行防止」の設定を確認してみてください。

うまくインストールできなかった友人宅のパソコンでは、この設定が「すべてのプログラムで有効」のほうに設定されていました。私の自宅のパソコンは「Windowsのプログラムのみ有効」のほうになっていたので、お使いの環境によってデフォルト設定が異なるようです。