お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち

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例によって先に音楽を聴いていたのですが、舞台はまだ見たことがありませんでした。

一緒に観にいったメンバーのうち、ほとんどがリピーターで、チケット手配してくれた方は10回近くご覧になっているそうで、しかも毎回号泣されているとのこと。

ストーリーは、現代の博物館で、そこに展示された女王が、物語を歌にのせて語るところから始まります。なぜか2人がある展示物の前で、赤い糸で結ばれるように出会うのですが、物語の最後にこのシーンにつながるという展開になっています。

音楽はライオンキングに引き続きエルトン・ジョン氏で、歌詞はティム・ライス氏。いろんなジャンルの音楽で構成され、プロダクションの色合いが増幅されています。

1幕、2幕の両方を通じて、ストーリー展開はちょっとゆっくりかなと感じました。間延びしているとまでは言わないまでも、もう少しスピード感があるとよいと思いました。禁じられた愛、というのは、小説やミュージカルでは定番のひとつでもあるので、さらに独特の強いストーリー性があると、きっともっと惹かれたのだと思います。

そういう意味では、最初と最後のシークエンスの「現代」と、古代エジプトがつながっていくところの演出や、舞台衣装、舞台装置は独特というか、「アイーダ」の世界で活き活きとしています。

今日のマチネは、観客側が結構にぎやかで、カーテンコールもかなり長い間続きました。あの人数ですべてのパフォーマンスをやっているのは、いつもミュージカルを見て感嘆します。元気をたくさんもらいました。

次のミュージカルは「春のめざめ(Spring Awakening)」の予定です。

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佐野元春さん司会のトーク番組に、小田和正さんが出ているのに遭遇し、見入っていました。 オフコース最盛期のころや最後の武道館コンサートの話などがあり、最後に会場で聞いていた学生さんからの質問タイムがありました。 他ではきっと聞けない内容だと思いましたので、急いでメモった内容です。
1)曲をはじめて作ったときのことを教えて。 音楽の時間に、8小節の作曲をする機会があった。 自信があったのに、先生に褒めてもらえず、ショック。 2)曲を作っていて、歌詞が埋まらないとき、どうする? とても困る。でもがんばるしかない。 あとで、思い出して、「つらかったなぁ。」となるのも、なかなかよいものだ。 3)影響を受けた本は? 藤沢周平さん(時代小説作家) 夏目漱石。(絶対的な存在。なんでもできる人) 作家(や作品)について後に研究や解説が出てきて、思いもよらぬことがわかるときがある。 曲も時代に合わせて変えていく。 お客さんの前で歌って、気づくことがある。 4)音楽で世界が変わるか?力を信じるか? あると思う。ビートルズとか。 政治、経済、文化など、いろんな面がある。 音楽ってなんだろう、という話をする機会があるが、不思議な力を持っていると思う。 5)詩を書くのが好きじゃないと言っていたが、それでも詩を書くことにこだわるのはなぜ? 小さいことから歌うのが好きで、歌うのは歌詞が付いているものだから、と思っていた。 歌う以上は、じぶんが素直に歌える詩にしたい。一生懸命探す。 6)歌を作るときに大切にしていること。 自分が気に入るかどうか。一番強い。 自分が納得するように。
小田さん、これからも素晴らしい音楽を楽しみにしています。