お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち

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先週の土曜日に、えらい久しぶりに町田へ行ってまいりました。一緒にBlast!を観にいった知人の企画している(関わっている?)イベントがあり、舞台転換などでの人手が欲しいとのことで、吹奏楽のコンサートで舞台慣れしていると自負していたので、少しくらいお役に立てそうでしたので、お邪魔してきました。 イベントは、子供たちのための音楽祭といった趣旨で、作曲家「ベートーベン」のエピソードと代表作品を鑑賞したり、ジブリの音楽を楽しんだり、ジャズアレンジされたおなじみの曲を聴いたり、と盛りだくさんで、最後には持参した楽器をもってステージに上がり、一緒に「キラキラ星」を演奏する、というものでした。 子供参加コンサート
一番驚いたのは、楽器を持参した子供たちの多いことでした。正直、もっと少なくて、ちょっと寂しい舞台になっちゃうかなと思っていたのですが、コンサート開演1時間前に集結した楽器持参で参加希望の子供たちと親御さんたちの数には本当に驚きました。 お子さんが舞台に上がって楽器を演奏するというのは、一大イベントなんですね、きっと。 当日お持ちください、としていたのは リコーダー ピアニカ タンバリン すず カスタネット トライアングル あたりだったのですが、さすがにトライアングルさんはいませんでした。タンバリンがあんなにいるとは思わなかったですね。もしかしてカラオケとかにもっていってるマイタンバリンなのかもしれません。 そういう路線では、マラカスを持ってきた子が一人いました。その他変わり種は グィロ 小太鼓(おもちゃ?肩からベルトで吊った赤いドラム) ドラムスティック を持参した子たちがいました。実際には目にしなかったけど、クラベスのような音も聞こえていました。 コンサートの企画・運営は町田市在住の音楽指導者の会の方たちで、プログラムや舞台進行なども自分たちの手作りです。あんなにたくさんの参加者があつまるイベントをやりこなして、頭が下がる思いでした。私はといえば、舞台転換のちょこっとお手伝いと、子供たちのステージで一緒に楽器を演奏する係でしたから、あまりお役に立てずじまいでしたので、また機会のあるときに、ご一緒しようと思ってます。 私にとってに次のイベントは、9月のジャパンカップでのビデオ撮影係になります。知り合いがいろんなバンドに散って活動していますが、会場で遭遇できるのではと思っています。あと楽器屋さんにも。(^^) いずれにしても、イベントにいくと、プレイヤーと観客、両方の様子がうかがえるのと臨場感があっていいものです。
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前日に続き、8月21日(日)にもマーチングのイベントがあり、連チャンで行ってきました。 シアターX(カイ)ってなぜか錦糸町にあると思い込んでいたのですが、両国でした。江戸東京博物館など、駅の北側には何度も行ったことがあったのですが、南に行ったのはおそらく初めてでした。 ちょっと当日まで予定がわからなかったので、前売りは買わずにいたので、当日券で入場しました。当日券では座席指定がなく、一番後ろの2列を自由に座ることになっていたのですが、ほとんどの方は指定席らしく、私の周りには1人しかいらっしゃいませんでした。(実際には、開演直前になって、スタッフの方がドドッといらっしゃいましたけどね。) サウンドシアターは、20名ほどの演奏者が演奏と演技でストーリーを紡いでいく、ミュージカルのようなステージです。3回目になる今回のストーリーは、現代社会における孤独と苦悩の中にいる男が、4つのエレメンツ(水、風、火、土)の精霊たちに導かれて、自分自身を取り戻す、という理解をしました。主役の男役が、大学時代に一緒にバンフェに出たり、社会人バンドでも合同バンドで一緒にショーを作った友人でした。いつのまにか、CAベッタリになり、そうとうコミットしているようです。 楽器を演奏しながら、ストーリーを作り出す演技や踊りをする、というのは、出演者全員にとって、そうとう過酷な練習を積み重ねてきたことと推察できます。また、全員がなんらかの打楽器を演奏する場面が何度かあり、本業以外の練習が必然的に多くなっていたに違いありません。この打楽器パフォーマンスは見応えありました。 逆に気になったのは、ノンバーバルの演技であるが故に、状況説明をある程度詳しく観客に伝えなければならないわけですが、それがかえって全体のストーリーの話題転換を緩慢にしてしまっている気がしていました。メインの「マン(男)」が悩み苦しむ設定なのですが、1曲の大半を使って悩み続けているところなどがあり、それ自体は伝わってきているのだか、そこまで長く表現しているのは、それ以上の伏線があることなのか、単に長いだけなのかが読めず、その分流れを遅くしてしまったのではと思いました。 それにしても、各プレイヤーたちの演奏のクオリティには圧倒されました。音質やリズムなどは安定していて、人数の割にはtuttiの音量はバンド全体で響かせているが故の厚いサウンドとなっていました。ハーモニーのバランスがとてもいいんだと感じました。一部ピッチが不安定なところがあったところがありましたが、総合的に見れば、とてもレベルの高い演奏を楽しむことができたと思います。 それだけに、シンセサイザーをあそこまで多用するのはもったいないと思いました。いわゆる「シンセサイザー」らしい音色を全面に出している場面では、吹奏楽編成の楽器群とはあまり相容れないように思います。プレイヤーがあれだけの演奏ができるのだから、もう少し控えめにしてもいいと思いました。 あと、これは蛇足かもしれませんが、ステージが始まる前に諸注意があり、小ネタをいくつか入れていたのですが、うーん、関西人からすると、間合いをもうちょっと研究してください。(^^) あれはあれで、よい演出なので、あのまま数分間開演を待つことなく、あのままステージの一部として、そのまま演技が始まるとよかったのでは、と思います。 終演後、ロビーにて出演者のみなさんが観客を待っていてくれました。みなさんの晴れ晴れとした笑顔は、単に最後の回を終えたからだけではなくて、「やり遂げた!いいものができた!」という気持ちの表れだったと思います。出演者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。 あわてて会場入りしたので、友人には差し入れを用意できなかったが残念でした。次回またあれば、そのときはぜひ。