お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち
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大変お世話になっている方が携わっているイベントで、興味深いものですのでご紹介です。 「奄美と沖縄をつなぐ」イベント ■日時:11月14日(土)16:00縲怩P9:00 ■場所:新宿区牛込箪笥区民ホール 「奄美と沖縄をつなぐ」イベントチラシ表 「奄美と沖縄をつなぐ」イベントチラシ裏
私は大阪で生まれ育ち、いまは東京に住んでいますが、そんな私から見えている奄美と沖縄に違いを感じることはありませんでした。しかしながら、奄美の島の歴史を紐解くと、江戸時代から始まった支配・統治によって、沖縄とは異なる道を歩んできたことが、不思議な距離感を生みだしてきたそうです。このイベントの主催者さんの著書『奄美自立論』の中で、多くの文献や資料から積み上げた事実に基づいた、今日の奄美の姿がどうやって作られたのかが記されています。 そんな400年の隔たりを、「しまうた」という音楽でつないでみることで、一歩踏み出してみよう、そうすれば、次の一歩も見えてくるのでは、というのがこのイベントが目指しているところなのではと思っています。 トークイベントのあとに、7組の歌手、奏者、ダンサーによるしまうたコンサートが行われます。それぞれの島に残ったうたを一か所に集めて、聞きとおすことで、新しい発見や気持ちが生まれるのではと、主催者さんも楽しみにされているようでした。 私もお邪魔したいと思っています。その時はコンサートの様子をご報告できればと思います。 文中の書籍はこちらです。
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RENTの来日公演が今週で終わります。私も残すところ千秋楽のみとなりました。 もともと2回分のチケットを買っていたのですが、何度かトライしたブレイクスルーのある回で当日立ち見券を買って、1階席奥で1回目の観劇となりました。2回目は1階席の比較的前のほうの座席でしたので、最初はステージ全体を、次は俳優さんたちの表情や呼吸が感じることができました。 過去の来日公演や日本版、アメリカNYCの観劇、そして映画やBroadway Final公演の映像など、いろんなRENTを観る機会がありましたが、今回の日本公演を観て「ここが好き!」というポイントがいくつかあります。

1.Markのモノローグの後の「RENT」が始まったとき

バンドの前奏が始まる時は、ゾクゾクしませんか?

2.「Today 4 You」の最後のスティックさばき

歌の最後、Angelはパイプ椅子に乗り、スティックで音楽にあわせてパイプを叩くところのリズム感がとても心地よいのです。

3.「Another Day」のMimiの表情

特に「There is only yes. Only tonight.」のあたりのMimiの切ない表情がぐっときます。Lexi演じるMimiは、こうした感情的な表現が素晴らしいです。

4.「Over the Moon」でのMaureenのつぶやき

パフォーマンス中に録音したコーラスを何度か再生するのですが、最後のコーラスを再生する際にボタンを押すときに、タイミングを少し逃して小声で悪態をつくのがかわいいです。

5.Life Cafeで、店内に入る直前の列

入り口で止められ、Rogerたちが一列になってつっかえるのですが、小声で「What? What?」と仲間内で言い合っているのが、とぼけててよいです。

6.YukaさんのAlexi Daring

はまり役だと思います。声のトーンや間の取りかたなど、2回観て2回とも「イメージぴったり」と感じました。

7.Good Bye LoveあたりからのMarkとRogerの掛け合い

Good Bye LoveからWhat You Ownにかけて、2人の掛け合い(Dialogueも歌も)が、たいへん迫力あります。きっとオリジナルキャストという気持ちでみているのもありますが、2人の感情がステージ上に充満する感じです。

そのほか、La Vie Bohemeなんて、多くのキャストが大騒ぎしながらいろんなことをやっていて、どこ観ても飽きないですし、エンディングのAngel合流のときのキャスト全員の表情は素晴らしいです。 オリジナルキャストが参加するこのカンパニーでのRENTは、次はもう観ることはできないので、あと1回しっかり堪能してきます。