お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち
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名前は知らなくても、どこかでこのパフォーマンスは見たことがあるのではないでしょうか? これまでに何度も来日公演があり、ソフトドリンクや自動車のコマーシャルでもフィーチャーされたパフォーマンス集団です。ごみ箱、木の棒、マッチ箱、ゴムパイプ、厨房グッズ、新聞紙など、身の回りのものを使ってリズムを生み出し、思わず体が動き出すグルーヴで観る者を熱くさせるパフォーマンス集団です。 過去2回の日本公演と、ニューヨークのOrpheum劇場でのパフォーマンスを見てきました。今回は、日本初の演目もあるそうです。 STOMP JAPAN TOUR 2008 ■東京・池袋芸術劇場中ホール ■2008年7月2日(水)縲・7月13日(日) 公演情報 http://www.stomp-japan.com/playinfo.html オンラインチケット http://l-tike.com/d1/AA02G04F1.do?DBNID=4&ALCD=1&STID=sjt さて、先週から今回の来日メンバーのうちの4名が日本にPR活動でやって来ていました。イベントやメディア出演などをされて、とても忙しい1週間だったと思いますが、最終日の5月25日(日)に、ちょっとシークレットっぽいイベントがあり、参加してきました。 ■イベント1:下北沢お掃除イベント グリーンバードというNPOが行っている清掃活動で、毎週日曜日に下北沢でゴミ拾いをされており、今回はストンプメンバーがデッキブラシパフォーマンスで下北沢の街を練り歩き、清掃グループを先導する、というものでした。 午前中はまだ雨がぱらついていましたが、イベント開始時にはすっかり雨も上がり、人出も多くなっていましたので、結構目立ったパフォーマンスになったと思います。自分自身はゴミ拾いに気合いが入り、途中ストンプグループから遅れてしまったのですが、貴重な体験をさせていただきました。 ●関連リンク グリーンバード http://www.greenbird.jp/ ■STOMPワークショップ 下北沢の活動のあと、新宿のスタジオに移動して、ワークショップが開催されました。これは、東京でSTOMPのようなパフォーマンスをやってみたい、と集まったグループと一緒に参加したのですが、普通では考えられないイベントとなりました。 まずは4人のキャストがいくつかの演目を4人バージョンにして演技してくれました。 ●デッキブラシ デッキブラシ
●マッチ箱 マッチ箱
●ボディパーカッション ボディパーカッション
●木の棒(ポール) 木の棒(ポール)
コンサートホールだとステージまでかなり遠いですし、NYの劇場は小さめといってもやはり一段高いステージでの演技を観ることになるのですが、同じフロアで、すぐ目の前で演技、というのはやはりシビれました。 本来は8名のところを4名でのパフォーマンスだったので、通常の倍の演技量になって大変!とリーダーのFraserがコメントされてました。 今回のPRで来日していたのは、リーダーのFraserのほかに、Meloney、Peter、Ianで、皆さんとても気さくで、直接話をしてくれたり、写真やサインにも終始笑顔で応じて下さってました。 8人ものキャストが日本に来て、ロンドンのほうのパフォーマンスは大丈夫なのかなと思ってたのですが、ちゃんとカバーできるくらい、もともとキャストがいて、交替で演技をされているそうです。女性キャストのMeloneyと少しお話しできたのですが、そりゃもういろんな国にツアーで回られてるそうで、この日本でのPRのあとは、モスクワでのパフォーマンスがある、とおっしゃってました。 そういや、聞こうと思って忘れていたこと。
1)日本初の演目ってどんなもの? 2)パフォーマンスで使っているシューズ(ブーツ)ってなにか特別なもの?
今更ながら、せっかくのチャンスだったのに残念でした。 ストンプメンバーのパフォーマンスの後は、東京STOMPチームのレパートリーを観てもらいました。この日のために練習してきたこともあり、いくつかのキメのところではキャストからも声が上がってました。 続いて、ワークショップということで、デッキブラシ、パイプをお借りして簡単な演技を教えてもらい、単純なリズムでも一緒に演技をして、キメを入れることでいっぱしの演目になることがよく分かります。最後は、みんなで輪になって、足踏みと手拍子のボディパーカッションによる演技指導でした。結構難しいパターンも加えながら、参加者みんながそれぞれ楽しめるように、順番に演技するところもあり、とても盛り上がっての終了となりました。 イベントの主催者さんのほうでドリンクや軽食を用意して下さっていて、乾杯などをしていたのですが、準備中に誰かが始めたドラミングにみんな参加して5分強のセッションになったり、サインや一緒に写真を撮ったりで、本当に夢のようなイベントでした。
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大阪・心斎橋にある百貨店「そごう」にあるホールで、Blast!キャストの石川直氏のソロライブが行なわれました。公開リハーサルやワークショップなどを公演前2日間に開催し、ライブは5月3日から5日までの昼と夜の計6公演のみという、ある意味プレミアムなパフォーマンスでした。 石川直Solo Project
初日の夜公演にお邪魔して、自動抽選で選ばれた、端っこのほうではあったけれど前のほうの座席に座り、パフォーマーたちのすぐ近くで、演奏演技を楽しむことができました。 このライブは、3タイプのパフォーマンスで構成されていました。
1)石川直氏オリジナルの音源にあわせたアンサンブル 打ち込みによるオリジナルの楽曲を鳴らし、そこにスネア系のドラム群(石川氏)とドラムセット(サポートプレイヤー野上氏)を中心に、コラブのドラムラインが要所要所で加わるスタイル。 2)Adam Rapaバンドと石川氏のコラボ 同じくBlast!キャストのAdam Rapaにピアノとベースが加わったバンドで、Adamのレパートリーを演奏し、それに石川氏のスネアドラムが加わったセッションスタイル。 3)石川直+コラブドラムラインによる打楽器アンサンブル マーチングパーカッションが中心となったアンサンブルで、石川氏作曲のCadenceなどを演奏。
1のオリジナル音源でのパフォーマンスは、私は初めて観たものでした。スネアドラムプレイヤーというスタイルを作っている過程のひとつなんだと思います。どんな方向になっていくのか、とても楽しみです。今回の音源のジャンルは、なんというものなのか名称が思い当たらないのですが、クラブなどで使われていそうな感じです。でもテクノポップのような軽快さはなく、もっとリズムの楽しさが前面に出ているものです。スネアドラムの乾いた音色をマッチしていました。 2のAdamバンドは、想像していなかったのですが素晴らしいステージでした。自身のCDに収録されているレパートリーを数曲演奏したのですが、今回の来日直前に買ってきたというサウンドエフェクトを使って、Adamの強烈なトランペットの音色に加わって幻想的な音楽となり、独自の世界を創り出しています。Adamいわく、自分のアルバムの曲をライブで演奏するのは、今回のステージが初めて、ということで、貴重な演奏を聞かせてくれました。 3の打楽器アンサンブルは、マーチングパーカッションによるパフォーマンスが中心で、大阪陸上で石川氏が作曲した「鼓動縲廩eart Beat」などが演奏されました。インドネシアのアンクルンやアフリカのジャンベ、南米のカホンなどを組み合わせたオリジナル曲などもあり、本当に盛りだくさんのステージでした。 使われていた楽器は、石川氏のスネアドラム数台と木の箱の楽器2つに加え、ドラムセット、マーチングスネア3台(ドラムラインパフォーマンスでは10数台が最前列に並びました)、マルチタム3台、バスドラム5台、コンサートバスドラム3台、シンバル2セット、ジャンベ、アンクルン、ベルツリー、アンティークシンバル、シュケレなど。きっともっとあったと思いますが、記憶ではこれくらいしか挙げられずです。 石川直氏の木の箱楽器は、YAMAHAの楽器かと思い探してみましたが見つからず。練習台のような感じのものですが、乾いたいい音がしてました。 きっといつか東京をはじめ、全国でのパフォーマンスが実現すると勝手に思っています。DVDも出るとよいですね。期待してます! ■関連リンク – naoki ishikawa – official web http://www.naokiishikawa.com/ Adam Rapa Official Web http://www.adamrapa.com/AdamRapaOnline/Home-JPN.html 鼓喇舞 collab official website http://yecollab.exblog.jp/ プロデューサー:ボビー大槻ブログ http://www.bobbymagic.com/