お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち
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昨年から始まったRENT熱ですが、映画をきっかけにRENTの世界に入り、歌う会のイベント数回や昨年秋の来日ツアー、そして今年の春にWGIとあわせて周ったNYC Broadwayでの観劇と、いろんな形でRENTに触れてきました。 そして今年の12月、またもや北米ツアーの延長で東京・大阪での公演があり、国際フォーラムで行われた千秋楽のチケットを友人たちと一緒に取っていただき、観劇することができました。

たしか8月くらいに電話予約で取ったと記憶していますが、「え?今年も来てくれるの?」とRENT好きメンバーみんなで興奮し、数名がかりで電話予約をしてもらいました。おかげで、とても良い席に、みんなで並んで予約でき、まだかまだかとその日が来るのを待っていたのでした。 しかし、その日はあっという間にやってきました。

12月19日(水)19:00開演。 前週から、観劇した人たちの感想が次々とSNSのコミュニティに上がっていました。総じて「よかった!」というのがほとんどで、ますます楽しみになっていました。

当日、夕方からフレックスにしておき、さらに直前に外出予定がうまく入ったので、そのまま直帰扱いになって、予定に遅れることなく、matineeの出待ちの最後のあたりくらいに、会場に到着し、最後のキャストがファンサービスを行っているのに便乗して、これから観るよ、といいながらスナップ写真を一緒に撮っていただいた。

その後、当日券販売のための整理券と一緒に、Breakthroughの抽選もあるとのことで、いそいそと整理券待ちの列に並びました。いただいた番号は128で、IT的にキリのよい番号で、なんとなく嬉しい。結局200名くらいが整理券を受け取ったそうです。 この整理券待ちの列では、これまでの歌う会イベントで出会った方たちなど多くの知った顔に出会うことができました。RENTが大好きなみんなで観劇できるというのも、ちょっとした一体感があったかもしれません。

さて、しばらくしてから、Breakthrough Seatの抽選会が始まったのですが、千秋楽ということで、Mark役のJed Resnickが登場し、12席分の番号を彼が引くことになっていました。 Breakthrough Seatとは、RENTを作り、オフブロードウェイからブロードウェイ進出となった初演の前日に突然亡くなってしまったJonathan Larsonの遺志で、毎回の公演の、最前列の数席を、お金があまりない学生のために半額で当日発売する、というもの。当然希望者が多くなるので、毎回抽選となります。日本での場合、苦学生のためというよりは、RENTが大好きな人のための席となってます。

Jedが、通訳の方も交えながら「みなさんに当ててあげたいけど...」なんて言いつつ、1つ引き、2つめを引いたらなんと「128」。昨年に引き続き2回目のBreakthrough挑戦で、ちゃっかり当ててしまいました。 まさか当たると思ってなかったので、抽選会の様子をビデオで撮っていたのですが、途中からゆらゆら、何撮ってるかわからなくなってます。

Won the Breakthrough Lotto
http://www.youtube.com/watch?v=cckriZ5MIvA

ちょうどこの様子を、やはりRENTを観に来ていた職場の知人も驚いて、チケットを買った後に声をかけてくれました。なんでも、日本でのRENT初演から毎回見ているそうで、今回も千秋楽を観に来たそうです。 Breakthrough Seatを当ててしまったので、もともと持っていたチケットが宙に浮いてしまったのですが、やはりRENTの歌う会に参加していた方が当日券を探していたとのことで、無事引き取り手が見つかりました。一緒に見るはずだった友人たちには申し訳ないと思いつつ、せっかくのJonathanからのプレゼントと思って、最前列に座りました。

今回のRENTについての感想は、別エントリーとして続きます。

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マーチングが好きな理由の一つに、さまざまなジャンルの音楽を取り入れてショーを作るところがあります。 12月のショーのレパートリーのある1曲の由来の話を、バンドのメンバーが調べて、どうやらキリスト教と関係がありそうとのことで、賛美歌に起源のあるもの、たとえばゴスペルやクリスチャンロックなんだろう、と話をしていました。 気になって、自分でも調べてみました。 曲は「We Are the Reason」で、直訳すると「私たちはその理由」となります。どういう意味だろう、というところから、オリジナル探しを始めたのですが、音源、歌詞など、インターネット上で検索するとすぐに見つかるものですね。 オリジナルは、David Meeseで、イメージ画像によるスライドショーとともに聞くことができるクリップがありました。 We Are the Reason Sung by David Meece http://www.youtube.com/watch?v=ei8QF40luzc David Meeseのライブ映像もあります。 We Are The Reason – David Meece http://www.youtube.com/watch?v=ITYx4QhIEWs その他、カバーでAvalonというアーチストによる「We Are the Reason」も遭遇しました。こちらも、イメージ画像とのクリップです。 We Are The Reason By Avalon http://www.youtube.com/watch?v=0J5MLuv35CU サビの部分の歌詞やタイトルから、 私たちがいま生きているのは、キリストが苦しみ、犠牲となったから というメッセージを伝えています。 YouTubeでよく遭遇したのは、Gary Valencianoの「We Are the Reason」で、メル・ギブソンが制作した映画「Passion of the Christ」のシーンをつないで、BGMに流しているものでした。 宗教色が強いのに苦手な方には、ちょっと刺激が強いかもしれませんので、ご覧になる方は気をつけてください。 The Passion of the Chirst We are the Reason http://www.youtube.com/watch?v=8wGlp5eSYTg この「We Are the Reason」は、マーチング用の楽譜がずいぶん前からあったからか、よくショーで使われています。私自身も学生時代から数えて今回で3回目だと思います。オリジナルの歌詞はちょっと重いけれど、ソロやテンポチェンジなどがあり、盛り上がる曲です。 「We Are the Reason」のように、クリスチャンロックのマーチングアレンジ曲で「Make His Praise Glorious」があります。こちらのオリジナルは、Sandi Pattyがうたっており、やはりYouTubeにライブ映像がありました。 Sandi Patty Make His praise Glorious http://www.youtube.com/watch?v=_QSn-5bc_ac これがマーチングアレンジになると、こんな感じです。 ディスニーワールドのエプコットで演奏演技しているフューチャーコー(Future Corps)の「Make His Praise Glorious」がYouTubeにありました。 Future Corps | Make His Praise Glorious http://www.youtube.com/watch?v=qfsqrVb7wpA なんと、日本にも来て演奏していたみたいです。 Future Corps | Make His Praise Glorious 1997 http://www.youtube.com/watch?v=A0NtJ5zL_lw 演奏・演技する曲のオリジナルやルーツを知り、その上で、自分たちのカラーが出せるレパートリーにしたいと思ってます。