5月に予定されていた公演が、会場の東京国際フォーラムの都合で延期となり、振替公演が今日、明日と開催されました。私は10日(水)の回を1階席で観てきました。
この数年のライブに行くようになって、今回で4回目のライブです。松任谷由実の楽曲は、ラジオやテレビ、店舗の有線などで流れるほか、実家にいた頃に母が好きだったので時々耳にすることもありました。
最近のライブへは、相方さんがユーミン大好きで一緒に行く機会が多くなりました。
今回のショーは「ROADSHOW」と名付けられ、同名の最新アルバムの楽曲が中心の中、結構懐かしい曲も多く披露してくれました。舞台セット、映像素材が素晴らしく、歌や演奏の魅力を十二分に引き出していたと思います。
中でもSF映画のコーナーで披露された「LOVE WARS」がすごく良かったです。もともとテクノっぽい作りになっていたこの曲が、SF映画コーナーの中で素晴らしい映像と曲アレンジで見事に生まれ変わり、ショーをぐっと数段盛り上げたと思っています。
あの映像とアレンジで、映像コンテンツにしてリリースしてもらえないものか、と密かに期待しておこうと思います。
もうひとつ、とても良かったのは再三のアンコールで正隆さんがピアノ伴奏を弾いた「やさしさに包まれたなら」でした。アンコールということもあり、会場のみんなも是非とのことで、ホール全体で歌ったこの曲は、今の日本の状況に希望と元気をもらえる曲のひとつだと思います。ありがとう。
今回のライブで歌われた曲の中には、もう数十年も前のものもあったと思います。ROADSHOWというショーの中で、演出とともにうまく新旧のレパートリーを織り交ぜられていたのですが、元の楽曲そのものの魅力が、時を越えて今も輝いていることが、ユーミンとそのライブの素晴らしさだと感じました。
今後の活動やライブも楽しみです。