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初めてBlast!を観たのはNewYorkのBroadwayでした。 2001年の春ごろに、BlueDevilsのスタッフによるクリニックが東京で行なわれ、終了後のレセプションのときに、以前Star of IndianaでDCIに出ていたというスタッフの一人の方とお話する機会があったのでした。StarがDCIのチャンピョンシップに出なくなってから数年経っていて、最初のときのビデオでは、新しい試みをしている、といったことが紹介されていたのをみていたので、その後のことを聞いてみたときに、NYCでショーをやっている、ということを知ったのでした。 ちょうど今やってるよ、というのを聞いたのですが、その時点ではアメリカに行く予定はまだなかったこともあり、「ふーん」という程度だったのですが、6月に出張でNYCにいく機会がありました。 滞在中に、このときの話を思い出し、ミュージカル情報をチェックして、空き時間にTheaterへ足を運んだのでした。その日の夜のステージにまだ空席があると聞いて購入し、一緒に出張にきていた上司と一緒に観たのが最初でした。 出張直前に夏休みの予定としてアメリカ旅行(というかBaffaloで行われるDCI観戦)を決めていて、知人を訪ねたりNYCに寄ったりということを決めていたので、次回来るときのチケットを前売りで押さえておきました。 その夏の旅行でもBlast!を観ることができ、かなり影響を受けました。当時は東京のマーチングバンドでスタッフとしてドリルデザインも一部やっていたこともあり、パフォーマンスやステージの使い方などで、もっと工夫することができるはずだという気持ちで作るようにしていました。 その後日本へのツアーが実現し、最初の年(2003年)に渋谷で観ました。 ちょっと残念だったのが、Broadwayでのレパートリーと一部変っていたところです。LONDON公演のビデオにも入っているのですが、レスピーギの「ローマの噴水」をアレンジしたレパートリーが日本公演ではなくなっていました。この曲では、カラーガードが多くフィーチャーされており、アレンジのクオリティ、演奏の難度にもかかわらず最高の演奏など、とてもバランスのとれたものだったので、ぜひ日本のファンも魅せてもらいたかったと今でも思います。 今年も、先日渋谷で観てきました。4回目になりますが、その感動はまったく衰えることはありません。持っているDVDを何度も観ているにもかかわらず、ライブにおけるパフォーマンスのクオリティの高さとキャストのエネルギーに、毎回圧倒されるのです。今回は珍しくドロップをいくつか見たのですが、そんな些細なことは簡単に吹き飛ばしてくれます。 ロビーでは、来年のBlast!についての情報がありました。Blast!2となっており、構成が結構変るようです。やはりLONDONでやっていたCyberJamの流れをくむ形になって、来年日本ツアーがあるとのことでした。Percussionをやっていた私としては、今のBlast!が多分にDrumを多くフィーチャーしているのに対し、おそらく木管楽器が多くなることで今のようなエネルギッシュなDrumにはならないと思うので、あまりに期待しすぎないようにというか、見方を変えないといけないだろうと思っています。 今年のBlast!鑑賞はちょっと特別なルートで実現したもので、本番のあとにキャスト(出演者)数名の方を交えたパーティー付きとなっていました。別エントリーでそのときの様子やお話をUPしますが、そこでBlast!のプロデュースをされてきているフジテレビのご担当の方にもお話する機会がありました。Blast!2は、やはり木管楽器がメインなっていくだろうということで、日本の吹奏楽ファンやプレイヤーにとっては、より身近でインパクトのあるショーになるかもしれません。