先月初めごろに、長野県安曇野で体験した、「そいんじゃ」のクリスマスディナーショーがありました。
そう、ディナーショーなので、クリスマスっぽいお食事をまずいただき、その後にそいんじゃライブを楽しむ、という企画なのでした。
場所は大塚grecoという、住宅街のなかにひっそりとあるカフェバーで、人数が多いこともあって、通常の2Fスペースではなく、半地下のもうちょっと広い場所が準備されていました。30名くらい入るテーブルスペースの多くはすでにお客様がついておられ、私たちもいそいそと着席しましたが、ちょうどど真ん中の特等席となっておりました。
GRECO
http://greco.gr.jp/
お食事のほうはフレンチ系のお上品なものになっていて、変り種ではエスカルゴがありました。メインはグレコさんのほうで焼かれたターキーで、さっぱりしているのにジューシーで、味付けも関西人も納得のあっさりとなっており、肉のうまみに舌鼓をうっておりました。ローストターキー、久々でしたが、やっぱり好きですね。クランベリーソースがあると最高でしたね。
で、ライブです。今回はそいんじゃ+鈴木朋というセッションで、そいんじゃを中心にそれぞれのナンバーを演奏してくださいました。
追っかけ赤蛙さんが、mixiのコミュニティのほうにUPしてくださってるのですが、こちらにも追記・転載させてくださいませ。
セットリスト
1.Ding Dong(そいんじゃ)
2.リトルジョン(そいんじゃ)
3.Happy Christmas(カバー:John Lennon)
4.ALL RIGHT(鈴木朋)
5.ひこうき(鈴木朋)
6.チークスノー(そいんじゃ)
7.ばくばくMy Love(そいんじゃ)
8.ジムノペディ(クラシックアレンジ:松丸さん独奏)
<ここで小休止>(というか仕込みかな。(^^))
9.ボッサ イタリアーノ(そいんじゃ)
10.薔薇色の日々(鈴木朋)
11.Ghost Bless You(鈴木朋)
12.アリさんのディスコ(そいんじゃ)
13.ホチキスでキス(そいんじゃ)
14.オーエ・タッテレ(そいんじゃ)
15.世界中の涙をあつめて(そいんじゃ)
E.C.帰り道(平成狸合戦挿入曲)
鈴木朋さんの歌声、なんか聞き心地いいなーと思っていたら、けっこうメジャーな方でした。
プレステにでてくるキャラクタ「トロ」関連の歌を歌っておられるとのことでした。お姿も歌声もかわいらしい感じですが、歌の表情の中には、なんか切ない感じを含んだ、深くて艶のある印象でした。
そいんじゃのほうは、長野の時の曲を多くやっておられましたが、相変わらず新鮮です。「アリさんのディスコ」では、即興のスキャットのような掛け合いが入るのですが、かなりのセンスが要求されるとお見受けしました。鈴木朋さんもちょこっと参加され、肝っ玉おねーさまっぷりが垣間見られました。
前半最後の「ジムノペティ」、フランスのエリック・サティの有名な曲で、ジャズやPOPにもアレンジして使われていますよね。ぱっと思い出すのは、Janet Jacksonの「SOMEONE TO CALL MY LOVER」などです。下記で視聴できました。(^^)
Someone To Call My Lover・Janet Jackson・音楽ダウンロードサイト:OnGen【USENミュージックサーバー】
http://www.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0000124600/
このジムノペティ、ピアニカにて独奏しておられたのが、とても印象的でした。曲もそうですが、手作りの2連ピアニカをつかって、両手で弾かれておられたのです。(しまった!楽器を写真に収めるのを忘れてました。)一本の長めの板に、横に並べてピアニカをくっつけ、1つのチューブから2股に分けて両方のピアニカに同時に空気が送れるようになっています。ってことは、2倍の空気量を使って演奏されていたことになりますね。すごいっ!途中タンギングか腹式の送風で、三連符に区切ったメロディアレンジもありましたよ。
一番のお気に入りは「ボッサ イタリアーノ」です。曲、パフォーマンスのいずれをとっても秀逸です。こんな曲をつくったりパフォーマンスを考えている過程では、充実したアーチスト魂が燃え上がっておられたことでしょうね。この曲はほんとに何回聴いても、何回見てもハマります。あんな演出をステージマーチングショーでもできないかなー。
来年もライブがいくつか決定しており、1月に高円寺でのライブでは、すごいバイオリニストさんとご一緒されるとのことでした。詳細はこちら。
後藤まさるスケジュール
http://www.h7.dion.ne.jp/~masaru/sub5.html
高円寺ジロキチホームページ
http://www.jirokichi.net/SCHEDULE/2006/1.html
終わってからの雑談で、そいんじゃ後藤さんが「長野にいらしてました?」とおっしゃってて、ちょっとびっくりでした。よっぽどわかりやすい顔か、赤蛙さんのクチコミでしょうか。CDを販売されておられており、前回はばたばたしてて買いそびれていたので、今回サイン付きを手に入れることができました。
そいんじゃのみなさん、鈴木朋さん、楽しい時間をありがとうございました。