友人のサプライズバースデーパーティ

いつも仲良くしてもらっている友人のバースデーを、なにか特別な形でやろうということで、およそ10ヶ月前から計画を立てていましたが、ようやくその日がやってきました。

サプライズといっても、本人にとって想定できないゲストをこっそりお呼びしておく、ということだけではあったのですが、結果的にはいいバースデーディナーになりました。

サプライズの内容は当事者以外にはつまらないものだと思うので、そのとき頂いたディナーの写真を。

イングリッシュマフィンを作ってみた

たまにエッグスベネディクトを食べたくなるのですが、都内でも食べられるお店は限られており、しかも結構いいお値段がします。それで自分で作ったらと思うのですが、ベースになるイングリッシュマフィンを作っているパン屋さんもなかなかないようです。ちょうど先週末に三宿で行なわれた世田谷パン祭りに出店していたお店でも、1軒もありませんでした。

製パンメーカー各社がそろって生産しており、近くのスーパーにもあるのを見かけたのですが、どうせなら自家製またはそれに近いもので食べたいところです。探すとイングリッシュマフィンのレシピも結構あったので、それを参考に作ってみました。

あのキレイな円筒形は、セルクルと呼ばれる金属製の輪の中に種をおいて発酵させ焼くのですが、あいにく手持ちにはなかったので、セルクルを使わずに焼くレシピもあったので、その方法にしました。

ホームベーカリーに生地を作ってもらい、成形と二次発酵からは手作業&オーブンです。レシピもうちのホームベーカリーのサイズに合うように調整したので、そのレシピをメモしておきます。

  • 強力粉:200g
  • バター:7g
  • 砂糖(上白糖):4g
  • 塩:3g
  • スキムミルク:4g
  • 水:140cc
  • ドライイースト:3g(ちょっと多めですが、小分けのものを使っているので)
  • コーンミール:適量

手順

  1. ホームベーカリーに材料をいれて、パン生地を作るコースを実行。ウチのは1時間。
  2. 取り出して6つに分割し、丸める。ぬれ布巾をかけて15分のベンチタイム。
  3. 手で平たくし、上下面を少しぬらしてコーンミールをつける。
  4. クッキンシートを敷いたオーブンのトレイにのせ、さらに3cm高の支えになるものを4隅においてクッキングシートを被せ、別のオーブントレイをのせる。これであの平たいマフィンの形を作ります。
  5. 35度で30分発酵し、約2倍の大きさに。
  6. オーブン予熱後、200度で10分焼き、のせたトレイ、シート、4つの支えを外してさらに10分焼いて完成。

支えは、ボール紙を切って三角柱状のものを4つ手作りしました。セルクルの代わりに切った厚紙を丸めてホッチキス止めし、クッキングシートで覆って作っている人もいらっしゃいました。

アーモンドカスタードクリームパイを作ってみました

以前購入しておいたカスタードクリームの材料の賞味期限が切れそうになっていたので、何か作らねばと思っていたのですが、冷凍のパイシートとアーモンドプードルがあったので、これらでパイを作ってみました。

レシピは以下の通りで、既存のレシピを参考にしながらやってみたものです。アーモンドプードルはもう少し多くてもよいかも。あと、クリームにバニラエッセンスを加えてもよさそうです。

  • カスタードクリームパウダー:40g
  • 牛乳:120g
  • アーモンドプードル(パウダー):60g
  • 卵:1個
  • 冷凍パイシート:1枚
  • レーズン:適量
  • ラム酒:適量
  • バター:少々

カスタードクリームパウダーは、たしか輸入食材屋さんで購入した、クラウンフーヅ社のもの。アマゾンに売っているパウダーと同じものですが、パッケージと内容量が異なっていました。3倍量の牛乳と混ぜるだけの簡単クリームです。

冷凍パイシートはニュージーランドのベラミーズ社のもの。輸入食材屋さんで購入しましたが、アマゾンにもありました。すごいな、アマゾン。

この材料で、ウチのパイ皿(パイレックス パイ皿Sサイズ、やっぱりアマゾンにあった)にちょうど収まる分量でした。

手順です。

  1. ボウルにカスタードクリームパウダーとアーモンドプードルを入れ、牛乳と卵を加えてよく混ぜる。
  2. 冷凍パイシードを1枚出して、室温で少し解凍させる。
  3. パイ皿にバターをぬり、冷蔵庫に入れて冷やす。
  4. 小さい器に入れたレーズンにラム酒を加え、よく混ぜてから電子レンジ500Wを20秒かける。(うちはレーズンを冷凍保存しているからです。常温ならレンジは不要かと)
  5. 少し柔らかくなったパイシートをめん棒でのばす。できるだけ辺の真ん中が広がって円に近くなるように。
  6. 冷蔵庫に入れたパイ皿を出してパイシートをのせる。余ってはみ出す生地はつまんで縮め、パイ皿のふちに沿って耳になるようにする。
  7. パイ生地の底をフォークで何ヶ所か突いて空気穴を作る。
  8. ラムに漬けておいたレーズンをパイ生地の上にパラパラとのせる。(このあたりで、オーブンの予熱を180度で開始しておく)
  9. アーモンドカスタードクリームをレーズンの上に流し込み、パイ生地全体に広げる。
  10. 私は手を抜きましたが、溶き卵を刷毛でパイ生地にふち部分に塗る。
  11. 予熱が終わったオーブンにパイ皿を入れる。180度で20分から25分ですが、様子を見ながら時間調整をする。

以上です。まずは焼く前の様子。

出来上がったアーモンドカスタードパイ。ドリュールを省略したので、全体的に白っぽくなりました。クリームの方にもあまり焼き色は着かずでした。

少し冷ましてから、さっそく1ピース頂きました。

このレーズン、長野県安曇野から送ってもらった巨峰で作られたものなので、通常のレーズンよりかなり大きいです。

このレシピだと甘さは結構抑えられていると思いますので、普通の洋菓子の甘さが必要でしたら、クリームにグラニュー糖などを加えた方がよいです。

 

 

いろいろ初めて作ってみた晩ごはん

たまには食べた食事の記録を。思い立って初めて作ってみたものが多かったので、備忘録としても。

お昼をたくさん食べたので、夜はちょこっとつまむ程度に、ということで、小さめのものをいくつか。

フランス産のフレッシュチーズBoursin(ブルサンと読むらしい)の胡椒フレーバーと生ハムを輸入食材屋さんの店頭デモ販売で見かけて試食し、美味しかったので買ってきました。これをナビスコリッツにのせて頂きます。

生ハムを細切れに刻んで器にいれ、チーズを加えて混ぜるだけ。

サツマイモと豚肉の炒めものです。本当は黒胡麻がどーんと混ざっているはず。ストックがないのを忘れて買ってこなかったので、黒胡麻は抜き。

レシピ

  • サツマイモ1本
  • 豚肉(小間切れ1パック)
  • 胡麻油、塩、胡椒 適量
  • 醤油、三温糖、みりん 適量
  1. 胡麻油を熱したフライパンに細切りしたサツマイモ(切った後10分くらい水につけておきました)を炒め、塩、胡椒を振っておく。
  2. 豚肉を加え、さらに塩、胡椒を振り、火が通ったら三温糖、醤油、みりんを加え、さらに水を加えて蓋をして蒸し焼きにします。

冷蔵庫にあったもので作ってみたもの。まあまあでした。

レシピ

  • 絹ごし豆腐
  • アボカド1個
  • バジルペースト(実家で作ってくれたもの)大さじ1くらい
  • トマト小1個
  • レモン果汁
  • オレガノ適量
  1. アボカドの実をみじん切りにして器に入れて潰し、レモン果汁を少し加える。
  2. バジルペーストを加えてアボカドとうまく混ざったら、ダイスカットしたトマトも加える。
  3. お皿にのせたお豆腐の周りに作ったディップをのせて、オレガノをその上に適量振る。

北イタリアのワインだそうです。すっきりですが辛口ではなく、飲み始めにいいですよ、とオススメいただいたもの。

もちろん全部は食べられなかったので、また明日に続く、と思われます。

あと、写真に取り損ねたもう一品がありました。こっちは前日の夕食の続きで、じゃがいも、しらたき、焼きたらこの炒め物。こうやって一日一麺を達成していくそうです。(そう、しらたきは麺類とのこと。)

ホームベーカリーで作るパンプキンブレッドのレシピ

初めて生地に練り込みタイプのパンを焼いたので、レシピを記録しておきます。使っているホームベーカリーはコレです。

Panasonic 自動ホームベーカリー SD-BM102-H

 1斤が焼けるタイプで、ほとんど通常の配合なのですが、水だけ野菜の水分を考慮して減らします。

  • 強力粉:250g
  • スキムミルク:6g
  • 砂糖:15g
  • 塩:5g
  • バター:10g
  • かぼちゃ:レンジにかけて皮を取った80gをマッシャーでつぶしたもの
  • 水:140cc(通常は180cc)
  • ドライイースト:5g
  • レーズン:40gにラムを少量加えてレンジ20秒かけ、みじん切りに
  • シナモン:適量

あとはホームベーカリーで普通のドライイーストのメニューで焼くだけ。途中の練り作業のところでレーズンとシナモンを投入するので、その設定を忘れずに。ナッツ類を投入するポケットはパウダーや湿ったものは使えないので、投入のタイミングで鳴るブザーを聞いて、ホームベーカリーのフタを開いて、切ったレーズンとシナモンを入れます。ブザーが鳴ってから3分後に再度練りがスタートするので、その間に行なうべし。

あとはすべてホームベーカリーがやってくれます。思ったよりすごく簡単でした。

 ウチはこれをダイス状に小さめにカットして食べています。

カボチャがまだあるので、もう2斤くらいは作れそうです。もしくはパンプキンパイがいいかもしれない。

 

 

メタボとは建築史が先だったか

六本木ヒルズを闊歩していてふと目に入った言葉、「メタボ」。きっと数日前に定期検診があったに起因しているかもしれません。

よく見ると、森美術館のイベントの案内ポスターでした。「メタボリズム」とは、聞き慣れない言葉。ポスターの紙面からは、なにやら建築と関係があるのだが、どういう意味なのだろう。慌てて調べてみました。

  • Metabolism: 新陳代謝
  • Metabolic syndrome: 代謝症候群

我々がメタボメタボと言っているのは、メタボリックシンドロームの略だということは知ってはいましたが、メタボリック(メタボリズム)が「新陳代謝」とは知りませんでした。

さて、話を戻してポスターにあった建築でのメタボリズムは、Wikipediaによると

メタボリズム – Wikipedia 

メタボリズムは1959年に黒川紀章や菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動。新陳代謝(メタボリズム)からグループの名をとり、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築を提案した。日本における「現代建築」の端緒であると見られている。

なるほど、というムーブメントへのネーミングなのですが、メタボリックシンドローム(メタボ)のほうは数年前に厚生労働省が対応策の遂行をいい始めたところなので、建築史のほうのメタボの名称の方が先行していたことになります。

建築における都市の変化という意味では、主に人口増加への対応を主に指していたと思われるので、そういう意味では「メタボ」という語感と合っていますね。

この展示に関心が出てきましたら、情報は森美術館のサイトでぜひ。

メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン | 森美術館

六本木のプチ贅沢ブランチをROTIで

いわゆるシルバーウィークホリデーに入った初日、珍しく午後にぽっかり予定が空いたので、ふらりと六本木までやってきました。六本木はよく映画を観に行くので、いいのがあったらそれを、と思いつつ、まずは腹ごしらえをすることに。

以前に雑誌で見て知った「エッグズベネディクト」がどんなものか知りたくて、検索して食べに来たことがあり、そういや同じくどこかで見聞きして、そのうちウチでも作ってみようと思っていたこともあって、ROTIにやってきました。私にとってROTIは、いつの間にか週末のブランチはエッグズベネディクト、平日はランチのバーガーという位置づけになっています。

ROTI
http://www.roti.jp/jp/

まずはドリンク。おそらく自家製のジンジャーエール。炭酸水割りではありませんでした。おそらく蜂蜜ベースに、生姜をはじめとするいろんなスパイスが入ったシロップの水割りで、さっぱりして美味しい。

続いて、エッグズベネディクト。焼いたイングリッシュマフィンの上に、ポーチドエッグ、オランデーソースがのっています。オランデーソースってもっと黄色いと思っていたけれど、よりクリームっぽいものでした。マフィンとポーチドエッグの間には、ハム、スモークサーモン、ほうれん草ソテーのいずれかをチョイスしたものが入ります。私はほうれん草にしました。

ああ、オランデーソースの上にのっているのはオリーブです。これも全体の美味しさを引き立てる大事な役割を果たしていました。ウチで作るときも使いたい。クレソンは省略してもいいかな。

しかし、接客が終始英語だったのはちょっと意外。確かに入っていたお客さんの8割りは外国人っぽかったけれど。

2011年9月4日

テーマをTwentyElevenにしてみました。フォーマットタイプも増え、短冊表示というのがある。短文ステータスものなら、通常ブログエントリと混在させるのはちょっと見づらいかも。別ブログにしてフィードをくわえこむのがよいのか?

夏の終わりのイタリアン〜三鷹のオステリア・ダ・ヒロキにて

食事も美味しくて居心地もよい、三鷹にあるイタリアンのお店、オステリア ダ ヒロキさんに行ってきました。オーナーシェフが知人であるので、ある程度のひいき目はあると思いますが、これまで何回お邪魔しても飽きることがない、素晴らしい料理です。

オステリア ダ ヒロキ | 東京三鷹のイタリアンレストラン
http://da-hiroki.com/

8月1ヶ月間は「南イタリアワインフェア」で、タイトルのごとく南イタリア産のワインをお手頃価格で楽しめたのですが、私たちが伺った最終日には、もうすっかり出てしまって、白ワインはシリチア産のワインを急遽追加、赤も1本だけとなっていました。

これまではシェフのおまかせコースを頂いていたのですが、以前からおすすめいただいていた、アラカルトで一品ずつ選びながらワインを飲む、というスタイルにしてみました。この日ご一緒していただいた友人も3回目の来店なので、アラカルトをシェアしながらの夕食となりました。

太助大丸茄子のサンマ蒸し。太助大丸茄子とサラミを刻んだものをサンマでくるみ、蒸したもの。ソースはパプリカ。

下に中トロの生ハム、桃の上にも生ハム。

ソースはオリーブオイルとバジリコ。白いのは生ハムの脂身をミルクと合わせたオリジナルソース。

自家製パン。トスカーナパン、全粒粉のフォカッチャ、バジリコパン。

水牛のモッツァレラチーズとトマトの冷製フジッリ

フレッシュポルチーニのトリフォラーティ。素材が素晴らしいので、味付けはシンプルに。

レンコ鯛のロースト。3人で分けて食べても十分堪能できるサイズでした。

下にはカラフルな温野菜が。

珍しい赤い万願寺とうがらしを使ったパスタ。海老の赤と重なってキレイ。

赤い万願寺とうがらし。珍しいので生の状態のものを見せていただきました。

ワインはいくつかの種類の白をグラスでいただきました。お店の方にお任せして、オーダーした料理に合わせてもらったり、すでに飲んだワインとはタイプの違うものをチョイスしていただきました。ピエモンテの白ワイン(Tenuta Olim Baudaのシャルドネ)が、いい意味でクセのある、赤ワインのような香りで一番好きでした。

 

夏のトマト料理ガスパチョを作ってみました

先日、とあるテレビ番組で有名なシェフが料理作りを披露していたのですが、そのうちの一品がガスパチョでした。スペイン・アンダルシア地方のトマトベースのスープです。季節柄もそうですし、とにかくとても美味しそうでしたので、早速真似して作ってみたいと思っていました。

レシピを調べて、だいたいの見当をつけて材料を買い、作ってみました。用意したのはこんな食材です。

  • トマト2つ
  • トマトソース(パスタ用の瓶詰めのもの):300g
  • きゅうり1本
  • パプリカ(赤ピーマン)1つ
  • にんにく1かけ(生なのでニオイが気になるときは入れずに)
  • オリーブオイル:大さじ2
  • バルサミコ酢(レシピではワインビネガーになっていましたが、買い忘れたのでこれで代用):大さじ2
  • 食パン0.5枚(パン粉用に食パンの端を冷凍しておいたものを使いました)
  • 塩と胡椒

基本的にはこれらの材料を刻んでボウルで混ぜて、ミキサーでスープにするだけです。番組でシェフが「半日冷蔵庫で寝かせてからミキサーにかけなさい」と言っていたので、それに従いました。なんでも素材同士の味がなじむから、という理由だったと思います。

トマトは湯剥きをして、食感が悪くならないようにします。夜にボウルで混ぜてラップし、冷蔵庫へ。翌朝、ミキサーにかけて完成です。

パンを多めに入れてしまったので、色合いがイマイチになった気がします。(後日に再度作ったときに、ミキサー後さらに冷蔵庫で冷やすと、少し発色がよくなりました。)

追加でオリーブオイルを少しかけて、乾燥バジルをふって頂きました。

熱処理をしない調理なので、野菜の風味ズバリで美味しいはずです。とても気に入ったので、この夏はウチにいらした方にもれなく出しそうな勢いです。ウチの味覚だとちょっと油っこい感じでしたので、2回目はオリーブオイルを半分にしました。