お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち

falcon の投稿をブラウズ中…

[`evernote` not found]
LINEで送る

大震災を受けて、これから中長期にわたって活動をすることが、被災地以外の私たちがするべきことだと思っているのですが、歌をつなぐことで震災や被災地のことを忘れずにいる人を一人でも多くする、という活動があります。(私がこの活動から感じていること/意義です)

ゴスペル広場というNPOは、ゴスペルのクラスを通して海外のボランティア活動を支援しているのですが、国内での大惨事に対しても、いち早く動き始めました。テーマソングを作り、それをみんなで歌い、広げていくというのもその活動の一つ。

SING FOR JAPAN! | Anthem for Unity/心をつなぐ賛歌 〜We walk together〜
http://www.gospelhiroba.com/anthemforunity/

すでに多くの方が歌を録音し、YouTubeにアップしています。

『SING FOR JAPAN』|【東京】ゴスペルスクエア(渋谷)のブログ★NGOゴスペル広場のひろば
http://ameblo.jp/gospel-square/theme-10035057677.html

相方さんがこのゴスペル広場のレッスンに参加していることもあってこの活動を知ったのですが、私たちも歌ってみることになりました。自宅の機材やMacを使って、マルチトラック録音し、フリー素材の写真画像を拝借して動画になっています。

動画の冒頭にもありますが、特に被災地の子どもたちを想ったオリジナルの歌詞を相方さんが準備し、ディレクションも相方さん、私はレコーディングエンジニアと映像担当となりました。よろしければご覧ください。

 

[`evernote` not found]
LINEで送る

アダムパスカル(Adam Pascal)とアンソニーラップ(Anthony Rapp)。ミュージカルRENTが好きな人なら、間違いなくこの二人の名前を知っているはずです。初演のキャストメンバーの一員だった二人で、劇中の2役のイメージを作った人たちでもあります。

RENTでの活動後は、それぞれ音楽や舞台を続けていましたが、二人そろっての来日ライブが初めて実現しました。アダムはピアニストとのユニット、アンソニーはバンドとともにステージに立ちました。ゲストとして、同じくブロードウェイの舞台で活躍し、RENTの来日ツアーでアダム、アンソニーと共演した高良結香さんも、今回のライブステージに立ちました。

東京公演の初日のステージを青山劇場でみたわけですが、期待以上のすばらしい公演でした。アダムもアンソニーも、それぞれのオリジナルとカバーを織り交ぜてのセットリストになっており、二人の魅力や方向性が出ているパフォーマンスだったと思います。

アダムが歌った、ミュージカル曲のアレンジは、オリジナルの原型をとどめていないくらいのものもあり、プロデューサー的な活動も今後していくのでは、と感じました。アダムが選んだレパートリーのうち、変拍子のものが多かったと思います。6/8拍子なども含む3拍子が数曲に、7拍子の曲もありました。アンコールで歌った「One Song Glory」も単純な4拍子というよりは12/8拍子を感じながら聴いていました。

アンソニーは、ストレートなロックスタイルの曲を中心に、ミュージカルファンへのプレゼントのように「Without You」などカバー曲をいくつか織り交ぜたステージでした。アップテンポのビートがきいた曲のときは、本当は客席にちーんと座っておらず、立ち上がって踊りながら楽しめたらよかったと思います。

二人共通して歌ったのは、RENTのオーディションのときに歌ったナンバーで、ライブならではの選曲だったと思います。

ミュージカル経験者だからなのかもしれませんが、アダムもアンソニーも声量がすばらしく、PA経由ではあるけれど、とても圧倒されるものでした。

初日のステージを観て感激し、会場内で最終日のチケットを購入し、もう一度二人のパフォーマンスを堪能いたしました。最終日のほうは、アダムが初日に比べて一曲少なかったように思います。高良さんのステージも、MCが短めになっていたように思うので、おそらく全体の時間調整が必要になったのでしょう。最終日ということで、アンコールも厚めに、としたのかもしれません。

あと、最終日にはアンソニーの日本語がよりわかりやすくなっていました。ある曲紹介で「ストーカー」のことを話すのですが、初日は英語発音だったのが、最終日はカタカナ発音になっていて、おそらくほとんどの観客が正しく聞き取れたと思われます。

今後もぜひ、来日公演を継続してもらいたいと思っています。ミュージカル好きだけでなく、より幅広い音楽ファンを魅了してくれることでしょう。