お気楽Music Blog

私の周りにある音楽たち

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ウチにはRolandの電子ドラムがあります。HD-1というエントリーモデルで、省スペースなのがウチに合っています。

普段はダイレクトにヘッドフォンをつなぎ、外部音源としてiPodやiPadをつないで使うことが多いのですが、先日GarageBandにてmp3音源に自分のドラムを重ねて録音するのに、

  • Garageband母艦Mac:MacBook Air
  • ミキサー:Behringer XENYX X1204USB

XENYX-X1204USB

という環境でやってみたところ、なぜかスネアの音だけが拾われないのです。HD-1のOutputジャックが不良なのかと思い、Mic入力端子のあるMac miniやダイレクトにモニター(スピーカー)につなぐと正しくスネアの音が出ています。

したがって、ミキサーの挙動がどうも怪しいと思いつつ、電子ドラムのほうのステレオ出力信号のクセとの相性かもしれないとも思います。そこで、両社に問い合わせをしてみました。BehringerはFacebookページにあるフォームから、Rolandはコーポレートサイトの問い合わせフォームから。

その一方で、音楽/映像のプロの友人にも聞いてみたところ、L/R分配をケーブルレベルで行ない、それぞれ違うチャンネルに通してみては、とのこと。言われてみれば、Rolandのシンセサイザー(Juno-G)のL/Rのケーブル2本を異なるチャンネルに入れないとミキサーで音が出ないのです。

さっそく、ステレオミニプラグ(1本)−標準プラグ(L/R2本)のコードを入手し試してみたところ、音が出るようになりました。

1)独立チャンネル2つに挿す

Rジャックをチャンネル1に、Lジャックをチャンネル2に挿したところ、チャンネル1からすべての音がしっかりと、チャンネル2からスネア以外の音が小さく鳴りました。

2)混合チャンネル5/6に挿す

持っているミキサーの5/6および7/8は、2つのインプットを1チャンネルとして扱うようになっており、2つのジャックにはL/Rの記述にあわせて挿します。これですべての音が出ました。

***

週末に送った問い合わせは、月曜日になってすぐにRoland(日本法人)から回答があり、同様の問い合わせ/事例がないとのこと。返信して上記の解決方法をご連絡しました。Behringerはおそらく米国で処理されているので、少なくとも時差分は遅れると思われます。

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日本でも何度も上演されてきたミュージカル「レ・ミゼラブル」を見てきました。6月5日(日)マチネです。この公演を選んだのは、アンサンブルに知人が2人も出るからです。座席も結構前の方でしたので、彼女たちが出てくるとよくわかる、とてもいい席でした。(香盤表で分かっていても、さすがに暗くてフードを被っている大人数の場面とかだと見つけられず)

知人だから、というヒイキ目も多少あるかもしれませんが、二人ともとても舞台映えのする歌声で、自然と目が追ってしまうくらいです。私が観たキャストは、アンサンブルの皆さんがとてもよかったです。舞台から歌がビリビリと伝わってくるのでした。ストーリーの中に入って聴くとなおさらで、最初から最後まで圧倒されていました。次、どんな作品に出演するのか、とても楽しみです。応援してます。

また、ジャン・バルジャンは別所哲也さんだったのですが、その存在感は本当にすごかったです。劇場に入って席に着いたときまでは、全く気になっていなかったのですが、第1幕のパリ(銀食器などをもらってから10年後)のあたりから、ぐいぐいと惹き付けられました。もちろん主役なので、常にストーリーの中心にいるので、ずっと目が追いかけるのは当然ではあるのですが、何かそれ以上のパワーというか、オーラのようなものがあったのだと思います。終演後、知人の一人を訪ねて楽屋にお邪魔したときに、たまたま別所さんともすれ違いましたが、背も高い方ですね。

私はこれまでストレートプレイやミュージカルを数多く観てきているわけでもないし、テレビや映画で別所さんをたくさん観た訳ではないので、比較するものはないのですが、私が観た今回のレ・ミゼラブルの感動は、別所さんとアンサンブルの魅力からだと思います。素晴らしい作品の上演の場にいれてよかったです。

2011年の公演で、レ・ミゼラブルは最後になる、というのを聞いた気がします。なんだかんだ言いながら、また違う演出の「レ・ミゼラブル」がいつか上演されるのではと淡い期待をしつつ、しばらくは今回の公演の余韻を大事にしておきます。